2024.03.28

コーディング

SEO内部対策 – クローラビリティ改善 –

こんにちは!今回はSEO内部対策について、詳しく解説していきたいと思います。
SEO内部対策とは、検索エンジンからの評価を高め、上位表示を狙うために行う対策のことです。
今回は、クローラビリティ改善について説明していきます。

クローラビリティ改善

クローラビリティとは?

クローラビリティとは、検索エンジンのクローラーが巡回しやすいサイト作りになっているかを示す言葉のことです。

検索エンジンのクローラーと呼ばれる収集ロボットが、あなたのサイトを効率よく巡回できるようにすることが目的です。
クローラビリティを改善するためには以下の方法があります。

  • XMLサイトマップを送信する
  • パンくずリストを設置する
  • 内部リンクを最適化する
  • ディレクトリの階層をわかりやすくする
  • ページネーションを設置する
  • robots.txtで不要なクロールを拒否する

XMLサイトマップを送信する

クローラーは、世界中のウェブサイトを巡回し、リンクをたどりながら日々新たなページを発見しています。
一方、サイトマップがあれば、クローラーはリンクをたどることなく、新しいページのURLを把握できます。
基本的にWebサイト内から直接リンクしないので、クローラビリティの向上が目的(検索エンジン向け)のサイトマップとなります。

ウェブサイトの全てのページを検索エンジンに通知し、クロールしやすくします。
サイトマップの作成と送信

パンくずリストを設置する

パンくずリストは、ウェブページ内でユーザーが現在位置を把握しやすくするためのナビゲーション要素です。

パンくずリストの画像

ユーザーがウェブサイト内を移動する際に、どのページからどのページに移動したかを示すことで、ユーザーエクスペリエンスを向上させます。
パンくずリストは階層的な構造を持ち、上位ページへのリンクを提供することで、ユーザーが簡単にサイト内を移動できるよう支援します。

内部リンクを最適化する

内部リンクとは、Webサイトの内のページ同士をつなぐリンクのことを言います。
内部リンクを適切に配置することで、関連するコンテンツ同士を結びつけ、ユーザーが関心のある情報にスムーズにアクセスできるようにします。
また、キーワードを含んだ適切なアンカーテキストを使用することで、ページのテーマや内容を明確に示し、検索結果で上位に表示されやすくなります.

ディレクトリの階層をわかりやすくする

一般的なディレクトリ階層の例で説明します。

階層 ページ名 URL
第一階層 TOPページ https://example.com/
第二階層 カテゴリー https://example.com/category/
第三階層 記事などのコンテンツページ https://example.com/category/(記事名)

構造によっては、第四階層や第五階層が必要になる場合もありますが、基本的なディレクトリ階層の構造を決めることが重要です。

これらのディレクトリ階層の構造を決定することで、ウェブサイトのナビゲーションが整理され、ユーザーが目的のページにスムーズにアクセスできるようになります。
また、検索エンジンもウェブサイトの構造を理解しやすくなり、適切なページをインデックスすることができます。

robots.txtで不要なクロールを拒否する

ホームページのクローラビリティを改善するには、robots.txtを活用して不要なクロールを拒否しましょう。

robots.txtとは?

robots.txtはウェブサイトのルートディレクトリに配置されるテキストファイルで、検索エンジンのクローラにアクセス制御の指示を与えるために使用されます。
このファイルには、クローラーに対してどのページをクロールしてもよいか(許可)、あるいはクロールしてはいけないか(拒否)を指示するルールを記述します。

robots.txtファイルを使用することで、特定のウェブページやディレクトリへのアクセスを制限することができます。これにより、不要なページや機密情報が検索エンジンにインデックスされるのを防ぎ、サイトのセキュリティやプライバシーを守ることができます。

例えば、特定のディレクトリやファイルにクローラがアクセスしないようにする場合は、以下のような指示をrobots.txtファイルに追加します。

User-agent: *
Disallow: /private/      # /private/ディレクトリ以下のクロールを拒否

不要なページやプライバシーに関連するページをクローラから除外することで、効率的なクローリングとクロール結果の改善が図れます。

まとめ

この記事では、クローラビリティ改善について解説しました。

クローラビリティ改善は、ウェブサイトが検索エンジンのクローラによって効果的に巡回され、検索エンジンランキングでの上位表示を促進するために不可欠です。
今回紹介した5つの方法をうまく活用してSEO内部対策を行いましょう!

次回の記事では、クローラビリティ改善に続き、ウェブサイトのインデクサビリティ改善についての記事をお届けします。

ユーザーだけでなく、検索エンジンにも優しいWebサイトの構築を目指していきましょう。
次回の記事も引き続きご覧いただき、より効果的なSEO対策に役立てていただければ幸いです。

この記事を気に入ったら

しょうしょ

しょうしょ

好きな色は水色で、スマホケース、洋服、迷ったらだいたい水色です。

この人が書いた記事を見る >>
カモメのアイコンTOP