皆さんこんにちは!Webデザイナーのかいみーです。
入社して5ヶ月目になりました。今回は、実務を通して感じた「職業訓練校時代にやっておけばよかったこと」をお話しします。これからWebデザイナーを目指す方の参考になれば嬉しいです!
ツールの選択は重要!事前に調べておこう
職業訓練校では、PhotoshopとIllustratorを学びました。最初の1ヶ月はPhotoshopをメインに使っていましたが、2ヶ月目からはIllustratorを中心にしたバナー制作の授業が始まり、最終的にはPhotoshopは画像の切り抜き程度しか使わなくなっていました。
しかし、いざ入社してみると状況は一変!実務ではPhotoshopがメインツールでした。具体的には、既存のバナーのサイズ展開や、自分が制作したサイトのメインビジュアルを基に他のメンバーがバナーを制作する作業など、Photoshopを使う機会が非常に多かったのです。デザインデータはチームで共有しながら作業を進める必要があるため、「自分はIllustratorしか使いません」というわけにはいきませんでした。
私は訓練校時代にIllustrator中心で学習していたため、入社後にPhotoshopに慣れるのに苦労しました。実務を通して徐々にPhotoshopの操作に慣れていく一方で、逆にIllustratorのスキルを忘れかけてしまっているほどです…。もちろん、PhotoshopとIllustratorの両方を使いこなせるのが理想ですが、6ヶ月という限られた訓練期間中には効率的な学び方が重要です。
事前にリサーチして準備を整えることで、入社後のスムーズなスタートにつながります!
バナーのさまざまなサイズ展開の練習
訓練校時代は、正方形やそれに近い長方形のバナーしか制作したことがありませんでした。しかし、実務では一つのバナーを、縦長や横長など、さまざまなサイズに展開する依頼が日常的にあります。
そのため、訓練校時代に制作したバナー課題を活用し、自主的にサイズ展開の練習をしておけばよかったと強く感じています。この練習をしていれば、実務での対応力が格段に向上していたはずです。
期限・時間を決めて制作する
期限内に仕上げる難しさ
入社して感じた大変さのひとつは、デザインの納品には必ず期限があるということです。納品が遅れると、依頼者やコーダーの方に迷惑をかけてしまいます。
職業訓練校時代の課題には比較的余裕のある提出期限が設定されており、じっくり考える時間がありました。しかし、実務では状況が異なり、修正作業も含めてメインビジュアルやバナーを短期間で仕上げる必要があります。ミーティングや他の業務をこなしながら、完成させなければならないことも少なくありません。
最近になって「とにかく手を動かしてやってみる」という姿勢が徐々に身についてきたと感じていますが、訓練校時代にもっと実務を見越して短い時間で仕上げる練習をしていれば、さらにスムーズに対応できたかもしれません。
正直、今でも期限内に仕上げるのがギリギリです。
作業効率を上げる「ショートカットキー」の活用
作業時間短縮にはショートカットキーの活用が不可欠です。早めに覚え、繰り返し使ううちに自然と手が反応するようになり、効率が大幅に向上します。
訓練校時代は「ショートカットを覚えなくても大丈夫」と思っていましたが、実務ではその考えが甘かったと痛感しました。どうせ覚えるなら早い段階で習得するほうが断然有利です。基礎的な操作から積極的にショートカットを取り入れることを強くおすすめします!
まとめ
未経験からWebデザイナーを目指す方にとっては、現場や実務の仕事内容を具体的にイメージするのは難しいかもしれません。しかし、訓練期間中に今回お伝えした内容を意識しながら学習することで、実務にスムーズに適応する力を身につけられると思います。
私自身もまだまだ足りないことや知らないことばかりなので、日々勉強中です。
これからも、皆さんにとって有益な記事をお届けできるよう努力していきます!
また次回の記事でお会いしましょう!