みなさん、こんにちは。
Webデザイナーのayakaです!
ポートフォリオは作品を通して自分のスキルや経験などをアピールできる強力なツールです。
「ポートフォリオに入れる作品を作りたいけど、何を作ればいいのかわからない…」「何を意識して作ればいいのかわからない…」
そんな悩みをお持ちの方へ。
私が職業訓練校生時代に意識していた他の応募者と差をつける作品作りのポイントをご紹介します。
前回は、ポートフォリオの作品アイデアやテーマについてお悩みの方向けに記事を書きましたのでこちらもぜひチェックしてみてください!
INDEX
【ポイント①】実務を意識する
いきなりは少し難しいかもしれませんが、慣れてきたら授業課題も自主制作も実務だと思って制作をすることをおすすめします。
なぜかというと、デザインの仕事ではただ綺麗なものを作ればいいわけではなく、課題を理解し、それを解決するデザインが求められるからです。
クライアントやユーザーが抱える課題や、最終的なゴールを理解し、 どのように作品に反映できるかを意識することで、見え方や説得力が上がります。
【ポイント②】リサーチでデザインに説得力をプラス
例えば、新しいサービスのWebデザインを依頼されたとします。
何も調べずに制作するよりも、似たようなサービスがどのような作りになっているのか事前にリサーチすることで、より深くサービスを理解できますし、デザインに説得力を持たせることができます。
授業課題や自主制作であれば、リサーチを通してより深くテーマを理解し、デザインの根拠を明確にすることができると思います。
必ずしも詳細なリサーチは必須ではありませんが、行うことでデザインの意図やプロセスをより明確に説明できるようになり、「なぜそのデザインにしたのか」という質問にも自信を持って答えることができるようになります。
【ポイント③】フィードバックをもらって作品をブラッシュアップする
制作した作品を先生や周りの方に見てもらい、改善点を指摘してもらうのも良いです。
自分では気づかなかった点や改善点が見つかり、客観的な視点を取り入れることでさらに完成度の高い作品に仕上がります。
私自身、客観的な意見をいただくことで、自分の作品の良さだけでなく改善点にも気づくことができました。
【ポイント④】スケジュールを意識する
実務では、決められた期日までに責任を持って制作物を完成、納品することも大切になってきます。
そのため、作品を制作する段階からスケジュールを意識し、各工程にかかった時間を記録しておくことをおすすめします。
- どの工程にどれくらい時間がかかったのか?
- 予想外のトラブル発生時、どのように対応したのか?
などを記録しておくことで、面接で聞かれた際に、具体的なエピソードを交えながら説明することができます。
また、企業側は、スケジュールを意識しながら制作に取り組めそうか、現時点でどれくらいのスピード感で制作できそうのかをイメージすることができます。
【ポイント⑤】デザイン意図を言語化できるようにする
「なぜそのデザインにしたのか」「どんな効果を狙ったのか」など、工夫したポイント、根拠やプロセスをしっかりと伝えられるようにメモをしておくことをおすすめします。
後々ポートフォリオ作りで役立ちます。
なぜそのデザインにしたのか、どんな効果を狙って制作したのかを言葉で説明することで、「デザインについて真剣に向き合っているんだな」「課題をしっかりと理解して作品に反映しようとしてくれているんだな」と感じてもらえるはずです。
まとめ
ポートフォリオ作りは時に難しいと感じることもあるかもしれません。
でも、どうか楽しみながら作品作りに挑戦してみてください!
ただ何となく作ったり、好きなものを作るだけではなく、ポイントを押さえてこだわりを持って制作したことが伝われば、印象に残る、説得力のある作品になると思います。
今回の記事が、ポートフォリオ制作や作品づくりに悩む皆さんの参考になれば嬉しいです。
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