2025.08.06

デザイン

Figma でつくる「ガラスエフェクト」

1. はじめに

お疲れ様です。25卒クリエイターのみんみんと申します。
初めての記事投稿となりますが、よろしくお願いいたします。

最近の iOS/macOS UI で多用される「ガラス(Glass / Frosted Glass)」表現を、Figma の「Glass エフェクト」だけで再現します。
この記事では、私が実際に作成した「ワンパターンのサンプル」を例に、手順と調整ポイントをまとめました。

ただし、現状の制限としては、Glass エフェクトは Frame オブジェクトでしか有効化できません。
Auto‑layout 内の要素や単なる Rectangle には適用していません。
将来的には、他のレイヤーにも対応すると、幅広いデザインで活用できると思います。

2. 完成サンプル

主な設定 iOS Control Center 風ミニ UI 300 × 100 px / 角丸 50 px / 外枠 #FFF 20%

3. 手順

1. Frame を作成

  • F キーで描画 → ⌘ + ⌥ + G で Frame 化

2. サイズ・角丸を設定

  • 300×100 px / Corner Radius 50 px

3. Fill を追加(薄い白)

  • #FFFFFF / 10 %

4. Effect → Glass に変更

  • 既定の Drop Shadow をクリック → Glass を選択

5. 5つのスライダーを調整

  • Light Angle / Intensity -30° / 80 % 光源方向 & 強度
  • Refraction 40 屈折量(透明度感)
  • Depth 75 ガラス板の厚み感
  • Scatter 70 光の拡散・にじみ
  • Frost 63 ぼかし(高いほどすりガラス)

6. テキストを載せる

  • 文字色 #FFFFFF、必要に応じてドロシャド 1 px #000 / 25%

4. まとめ・改善アイデア

Frame + Glass を使ってみて、「あ、これだけでちゃんと雰囲気出るんだな」とちょっと感動しました。
難しいことをしなくても、見た目にしっかり変化が出るのはやっぱり嬉しいですね。

今後は、コンポーネント単位やベクターシェイプにも使えるか試してみたいと思っています。もう少し遊びの幅が広がりそうなので、次回の記事ではそのあたりを掘り下げてみます。

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