フロントエンドエンジニアとして日々コードに向き合っている中、あるきっかけでロゴ制作に挑戦してみました。
普段の業務では、デザインを作成することはほとんどありませんでしたが、
この新しい挑戦が実際の案件にも繋がり、貴重な経験を得ることができました。
ロゴデザインコンペティションの挑戦
きっかけ
ある日、宮崎市ICT企業連絡協議会が主催する「Miyazaki IT Plus」のロゴデザインコンペティションの募集が告知されました。
このコンペは、デザインの経験がなくても、誰でも参加できるというオープンな形式でした。
普段はフロントエンドエンジニアとしてコードを書くことが主な業務で、デザインに携わることはあまりありませんでしたが、こんなチャンスは滅多にないと思い、手を挙げることに決めました。
制作過程
ロゴ制作に挑戦すると決めたものの、実はデザインの知識やノウハウが全くない状態からのスタートでした。
そこで、まずは基本を学ぶためにhinataオフィスにあるGMO Library※を活用し、ロゴデザインに関する本を読み漁りました。
また、社内のクリエイティブ勉強会で、デザイナーが語るロゴ制作のコツを聞き、具体的な知識を吸収していきました。
- ※GMO Libraryは、勉強しようぜ!プロジェクトの一環で、パートナー皆様の学ぶ姿勢を支援する取組みです。技術書、一般書、白書、年鑑、画集など多数の書籍を取り揃えています。
▼hinataオフィスにあるGMO Library
▼勉強会の様子
学んだ理論をもとに、実際に手を動かしてロゴ案を作り始めました。
この過程では、いくつかのポイントを意識しました。
捨てる勇気 あれもこれもはダメ。大体要素は1~2個。良さそうに見えても捨てる勇気が必要な場合がある。
おもしろいか 視覚的に目を引き、使う人や見る人が「いいな」「面白いな」と感じるポイントがあると良い。
調べすぎない 参考情報を集めることは大切だが、調べすぎると発想が制限されてしまい、独自の視点が失われる。
提出に至るまで、試行錯誤は数十回以上にのぼりました。
社内のデザイナーにフィードバックをもらいながら、徐々に形を整えていきました。
途中でボツになった案もありましたが、それらの経験が最終的なデザインに繋がったと感じています。
そして完成したのがこちらです。
結果
結果として、このコンペで選ばれることはありませんでしたが、それでも貴重な学びがありました。
この取り組みをクリエイティブの勉強会で共有したところ、
今度は、実案件でロゴコンペがあるということでお声がけいただきそちらにも挑戦しました。
Miyazaki IT Plusのロゴコンペに挑戦していなかったら、このような機会もなかったのではないかと思います。
挑戦を後押しする柔軟な文化
この挑戦を通じて、改めて私たちの会社の柔軟性を実感しました。普段はフロントエンドエンジニアとして働いていますが、こうした新しい分野への挑戦を積極的に応援してくれる文化が根付いていることが、この会社の魅力の一つだと感じます。
私だけでなく、他のメンバーも自分の専門分野にとどまらず、多様なスキルやアイデアを活かして活躍しています。
例えば、デザイナーでありながらコーディング経験もあることから、コーディングの案件に挑戦したり、動画撮影から編集までこなせるスキルを活かして、コードを書きながらページ内で使用する動画も作成したりと多様なメンバーがいます。
こうした姿勢は、チーム全体に刺激を与え、メンバー同士がお互いを高め合うきっかけにもなっています。
また、挑戦の中で得た経験やスキルが、次のプロジェクトに活かされる機会も多く、
結果的に会社全体のスキルアップや新たな価値の創出にも繋がっています。
この柔軟性と応援の文化があるからこそ、個々の可能性を広げ成長し続けることができるのだと思っています。
最後に
こうした柔軟で挑戦を後押しする文化の中で、私たちは日々、新しい表現や可能性を探り続けています。
もしこの記事を読んで、『自分もこんな環境で新しいことに挑戦してみたい!』と感じてくださった方がいれば、ぜひご注目ください。
現在、私たちはクリエイティブインターンシップの参加者を募集しています。
Webデザイナー、フロントエンドエンジニア、そして映像クリエイターそれぞれの分野で活躍する現役クリエイターと一緒に、リアルな現場でスキルを磨き、新たな挑戦を楽しむ絶好の機会です。
どのコースも学びと挑戦が詰まった充実の内容となっています。
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