2021.10.12

その他

読みやすい文章が書ける魔法のコツ

お久しぶりですひよこベアです。突然ですが

読書感想文・小論文 好きでしたか?

私は大っ嫌いでした。笑
何をどうまとめればいいか分からなかったし、うまく書けた!と思っても全く評価されたことがないので、きっと下手だったんですね。

そんなライティングの「ラ」の字もなかった私ですが、ここ数年で『文章が読みやすい』とお褒めの言葉をいただくことが度々あり、ブログに書いてみたら!という有難いお言葉もいただきました。そんなわけで今回は読みやすい文章を書くがテーマです。

『文章をうまく書く』となると、ライティングの記事やら本やら習得に時間がかかってしまいますが、今回の記事は初心者向けとして『読みやすい文章』に特化した形でお送りいたします。自己流の部分もありますので、「参考になるところがあればやってみるか」くらいの軽い気持ちで読んでみてくださいmm

どういう文章が『読みにくい』のか?

読みやすい文章を書くとは言っても、どういう文章が読みにくいのか分からなければ気を付けようがありません。
そこで、まずは私の考える「読みにくい文章」をまとめてみました。

読点が少ない

読点というのは「、」のことです。縦書き・横書きにかかわらず、文章を読む時には目で文字を追いかけることになります。その時にもし読点がなければ、 どこまでもどこまでも文章を追いかけていくことになり、目も脳も疲れてしまうのです。
句読点のない文章は馴染みがないかもしれませんが、年賀状の文章は基本的に句読点を書かないという決まりがあります(参考:brother社)。その代わりに改行することで読みやすくなるのですが、試しに年賀状のあいさつ文を改行なしで書いてみましたので、下の文章を読んでみてください。

昨年中は格別のご厚情にあずかり心より御礼申し上げます 御社のますますのご発展を祈念しますとともに本年もなお一層のお引き立てを賜りますようお願い申し上げます

いかがでしょうか。文章が長くないので分かりにくいかもしれませんが、句読点無しの文章が読みにくいことは感じられるかと思います。

漢字・ひらがな・カタカナのバランスが偏っている

これは普段の業務でも、バナーの文言やサイト内での表現で意識していることです。
漢字の割合が多かったり、普段読み慣れない漢字が入っているとスムーズに読み進めるのが難しく、ひらがなやカタカナが多いと文字の区切りが分かりにくく、理解するのに時間がかかってしまいます
ここでは、カタカナの文章で有名な宮沢賢治「雨ニモ負ケズ」の一部で確認してみましょう。読みにくさを感じてもらうため、敢えて馴染みのない部分から引用しています。

一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ

こちらは先ほどより読みにくさを感じやすいのではないでしょうか。特に「ヨクミキキシワカリ」の部分は暗号っぽいなと思ってしまいました(笑)。これは昔の文章なので極端な例になりますが、子供向けの絵本などでも同じ感覚を得ることができます。

改行が少ない

これは特に横書きの文章で特に感じることが出来るのですが、著名な教授が書いた論文をイメージしてみてください。
改行のタイミングにもよりますが、文字がみっちりしていてほぼ真っ黒・・・そんな状態だと文章を読むのが苦手な方には恐怖に映ると思います。
しかし逆を返せば、改行の仕方によっては文章を軽く見せることもできるということです。

読みやすい文章を書く時のコツ

前項では「読みにくい文章」について触れましたが、その逆を行えば読みやすい文章にぐっと近づきます。ですが、それをどうやって書けばいいの?という声が聞こえてきた気がしましたので(笑)、私が普段文章を書いている時にどうやって読みにくさを回避しているかお伝えしていきましょう。

文章を声に出して読むイメージで句読点を打つ

読みにくい文章の紹介で「読点がないと、どこまでも文章を追いかけて目が疲れる」と書きました。ですが、声に出して読む時はどうでしょうか。
息をする為に、どこかで絶対に止まるはずなのです。それを参考に読点を打っていくと、意味的にも文章的にもちょうど良いタイミングで読点が入れられます。
なかには「自分は早口だから」「そんなに長く話さない」という方もいるかもしれません。そんな時はアナウンサーが文章を読むと仮定して、脳内シミュレーションしてみると少し分かりやすくなりますよ。

違う意味の漢字が続かないようにする

タイトルでは少し伝わりにくいかと思いますので、以下の2つの文章を見比べてみてください。

明日の講演会は悪天候の為延期となりました。
明日の講演会は悪天候のため延期となりました。

上と下の文章で違うところに気づいたでしょうか?
「為」という字を漢字にするか、ひらがなにするかだけの違いですが、次に続く「延期」という字が漢字のため、最初の文章は「為延期」という3文字熟語のような状態になってしまいます。もちろん、意味が絶対に分からなくなるというわけではありませんが、文字数制限がよほど厳しくない限りは避けた方が無難かと思います。

これの派生で、私は「の・が・を」や、「です」「ます」があまり連続して続かないようにも気を付けています。こちらはライティングのプロも意識しているポイントで、私も時々苦戦しますが、うまく言い換えられると変化が大きい部分です。
例文を載せておきますので、気になる方は参考にしてみてください。

今日の会議の当番は → 今日の会議当番は(助詞を除く)
来週の案件の内容の質問です → 来週ある案件の内容について質問です(助詞を別なものに変える)
今日は〇月×日です。天気は晴れです。
→ 今日は〇月×日、天気は晴れです。(同じ情報のものをまとめる)
  今日は〇月×日です。雲一つない青空が広がっています。(表現を変える)など

序破急で改行する

集中して文章を書いていたり、詳しい内容の文章を書いていると、改行がないまま文章量が膨大になってしまうことがあります。大きな段落を分けることはできても、その中で改行するかというのはあまり考えないのではないでしょうか。
しかし、段落ごとに文章を分けていても、その段落が大きいと結果的に長い文章を一気に読む形になるため、文章を読むのが苦手な人にとってはつらいものになってしまいます。かと言って、全ての文章を句点(。)で区切るたびに改行すると、一行に満たない行が増えることで文章全体の行数が増えてしまうのです。
そこで活躍するのが『序破急』で分ける方法です。
難しい言い方にしてしまいましたが、端的に言うと「段落を3つに分けて改行する」ということです。簡単な図で表してみましたので、下図をご覧ください。

この「序破急」のタイミングで改行していくことで、文章のまとまりを保ちつつ、理解度も高められるような文章にすることが出来ます。少し難易度が高めに感じるかもしれませんが、文章が長くなってしまったなと感じたら、一旦読み直して区切れる箇所がないか探してみてください。

さいごに:一番効果的な方法

読みやすい文章、というテーマでここまで来ましたが、いかがでしたでしょうか?ライティング経験のない私は、そもそもこの記事が読みやすかっただろうかと不安でいっぱいなのですが、ちょっとしたコツで読みやすさが格段に変わるんだということをお伝え出来たなら幸いです。最後に、私が考える一番大事なコツをお伝えします。

自分が読みやすいと思うまで何回でも読み直す

これに尽きます(笑)
何を言ってんだと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、書いてる自分が読みにくい・もしくは読みやすくないかも、と思った時点で改善できる部分はあるということですので、自分の文章に納得がいくまで何度でも向き合ってみてください!

「そんなこと言っても分からん!」という方は、思い切って他の人に見てもらうのも手ですよ。自分で書いたものを自分でチェックするのには、やはり限界があります。そんな時に第三者の目を借りることで、自分では気づけなかった部分が見つかるかもしれません。

この記事があなたの一助になることを願って。ひよこベアでした。

この記事を書いた人

ひよこベア

ひよこベア

Webデザイナー

入社ほやほやとは言えなくなってきた2年目デザイナー(アラサー) なるようになる をモットーに日々息しております