皆様こんにちは。おいもです。
前回、デザイナーになるためにやってきたことを書きました。
今回は前回に引き続き、本格的に就職活動を始めた時のポートフォリオ作成や失敗談、面接対策で行ったことをお伝えします。
未経験からデザイナーを目指す方や、これから就職活動を始める方、転職活動がうまくいかないなと感じている方の参考になれば幸いです。
デザイナーの本質を知る
そもそもデザイナーとは何なのかを理解することがとても重要だと思います。
私はデザインの勉強を始める少し前からiPadで絵を描くようになり、それもあってデザイナーについて考え始めました。当時はデザイナーとアーティストの線引きができていなかったなと感じます。
自己表現して社会に影響を与えるアーティストと違って、デザイナーの目的はクライアントからの問題解決です。
そんなこと?と思うかもしれませんが、まずここをしっかり理解しておくべきだと思います。
ポートフォリオの重要さ 量より質!
デザイナーの転職活動において、ポートフォリオはスキルや人物像をアピールする重要な武器になります。
私は最初まともなポートフォリオを作らずに転職活動に臨み、ことごとく不採用でした。今だから話せることですが、当初は応募の段階でイラストのフォルダを作ってそれをメールで送っていたり、面接でもiPad持参して見せていました。
今考えると自分の無知さに頭を叩きたくなります…。そこからポートフォリオの重要さを体感し、デザインの勉強と同時にポートフォリオの作成も始めました。
ただ、ポートフォリオの作成方法も分からなかったので、ネットで色々検索し今の自分にも作れる良さそうなものを真似しながら作成しました。
私の場合は前回の記事にも載せている実際に作成した名刺や趣味の作品・架空の作品などを、Illustratorでレイアウトし印刷したものをファイリングした手作りの冊子のようなものでした。(今になってもっとWEBのこと勉強しておけばよかったな〜と感じています。)
ポートフォリオ作成のポイントとしては量より質。
目的とターゲットを明確に!
量は多くなくても大丈夫ですが、なぜその作品を作成したのか、どこを意識したのか、誰に向けたデザインなのかを説明することで、未経験でも思考力やデザインに対する理解を伝えることができます。
今も苦手ですが、当時はなんとなくで作っていたので目的や意識した点の説明に本当に苦労しました。知り合いのデザイナーにも後付けでも良いからしっかり考えなさいと言われました。
未経験者の場合は、ポートフォリオに掲載する作品がなかなか思いつかないかもしれません。しかし、学習の一環として作成したものでも、クオリティが高ければ積極的に掲載するべきだと思います。
例えば、
- オンライン学習サイトの課題をレベルアップして掲載する
- 架空のWebサイトやバナー広告をデザインする
- 自分のポートフォリオサイトをデザインする
など、アイデア次第で魅力的な作品を制作できます。
上記は実際に作ったポートフォリオの一部です。
ポートフォリオに関してはクリエイターズブログの中に勉強になる記事があるので、ぜひそちらを読んでみてください!
面接はとにかく自己分析
なんとかポートフォリオが完成して達成感がありましたが、やっとここでスタートラインです。しっかり作った後は、書類審査に通るようになってきました。次は面接です。
面接対策としてはとにかく自己分析をしました。自分のことが分かっていないのに他人に自分の魅力を伝えられないと思ったからです。また、会社は色々な人がいるのでデザインのスキルももちろん大事ですが、加えて対人スキルも必要だと感じ自分の振り返りを行いました。
自己分析は本を読んだりネットの診断を行い、同じような結果が出たところや今までの経験をまとめて強みや弱みを見つけました。それに加えて、当時働いていたお店のオーナーや友達に「私の良いところって何ですか?」と質問して「おいもはこんな人です!」をブラッシュアップしていきました。
自分像が固まった後は、面接で聞かれそうなことを調べて強み弱みをデザイナーの仕事に絡めて答えるシミュレーションしました。(A4用紙10枚くらいのカンペの量でした笑)
自分の強み弱みがわかってくると、不思議と仕事に対してのどんな質問にも繋げることができました。
自己分析をひたすらやったおかげで面接は緊張しましたが、不安はなかったです。
また、面接には関係ないですが自己分析できていると自分のメンタルのコントロールがしやすくなるので仕事をする中でも大事だと感じます。
おわりに
私の面接時の印象教えてください!
夢のために自分で行動を起こせる点がクリエイターとしても、人としても素晴らしいと評価させて頂き、そんな人と働きたいと思ったのが、採用させて頂いたポイントの一つです。
ふじもんさんに突然のインタビューです(笑)
褒めすぎな気がしますが、ありがたいお言葉として受け取っておきます。ありがとうございます!
たくさん失敗しましたが、やってきたことが現在に繋がってよかったと感じます。
入社してもうすぐ5ヶ月、日々奮闘中ですが学びが多い毎日なので充実しております。
次回からは、実務に入って学んだことをたくさん共有していけたらと思います!
ここまで読んでくださりありがとうございました。