みなさんこんにちは。
WEBデザイナーのふじもんです。
8月も後半ですがまだまだ暑いですね。
僕はあずきバー食べてこの暑さを凌いでいます。
久しぶりにフィルムカメラで写真が撮りたくなり、ふらっと近くの海まで撮影に行ったのですが気分的に写ルンですを使いたかったので撮影してみました。
過去にも使ったことはあったのですが、今回改めて使ってみてメリット・デメリットがあると感じたので実際に僕が撮影した作例を元に今回はご紹介したいと思います。
写ルンですとは?
使い捨てカメラでFUJIFILMより販売されています。
写ルンですは簡易的な作りで、一眼レフのように設定などする必要がなく、シャッターを押すだけで写真が撮れる手軽さが魅力です。
近頃はデジタルカメラの進出と普及でフィルムカメラの需要は殆どありませんが、やはりデジタルでは出せない風合いが魅力的です。
最近では若者の間でも流行っており、いわゆるエモい・おしゃれ・懐かしい写真が簡単に撮れるという背景から再ブームを起こしているようです。
じゃあ写ルンですって誰でも気軽に撮れる初心者向けカメラなの?
設定がいらない点や値段を考えると初心者でも手にしやすいと思います。
でも簡易的で手にしやすいからこそ、写ルンですについてよく知っておかないとイメージしていた写真が撮れなかったりするので注意が必要です。
今日はメリット・デメリットを通して写ルンですについてご紹介したいと思います。
メリット
① 安くてどこでも手に入る
値段も手頃でコンビニなんかにも売ってるので、入手しやすいです。
② サイズも小さいので持ち運びも楽
ズボンのポケットに入るサイズ感でバックに入れても邪魔になりません。撮りたい時にさっと撮りだせるのでシャッターチャンスを逃したくない人にはもってこいだと思います。
③ 汚れたり傷ついてもそんなに気にならない
使い捨てカメラなのでぶつけたり落としたりしても、そんなにショックじゃないです。もちろん乱暴に扱いすぎると写真に影響が出る可能性がありますが。
しかも撮り終わって現像に出したらカメラ本体は帰ってきません。返してほしいとも思わないけど・・(笑)
愛機をよくぶつけたり落としたりしちゃうんですって人にはおすすめです。
④ 写ルンです特有の風合い
これぞフィルム写真!この雰囲気が好きという方も多いと思います。言葉で言い表すのが難しいんですがデジタルにはないザラついた質感が懐かしいと人気です。
デメリット
① ファインダーが小さい
これが個人的にはすごく辛かったです。
ファインダーが小さい=覗くとき目に力が入って疲れます。普段は一眼レフやファインダーが広いものを使うこともありますので余計に小さく感じました。
② ファインダーとレンズの差
ファインダーから見ている構図とレンズが捉える構図に差が出ます。これは設計上のものなので仕方ないですが、真ん中で撮ったはずなのに何かずれてるということもしばしば。
なのでシャッターを押す前に気持ち上下にずらして撮影してみると綺麗に撮れたりします。
③ 本体が小さくて軽いので傾きやすい
軽くて持ち運びが楽な反面、その軽さゆえに傾くことがあります。
なので両手でしっかり支えて撮影すると良いかもしれません。
④ 現像にお金と時間がかかる
デジタルに慣れている人からするとなんで自分の撮った写真見るのにお金と時間がかかるの?って思われるかもしれませんが仕方ないのです。フィルムだから。
フィルムを現像するには専用の機材や薬品、暗室などが必要になってきます。自分で持ってるよって人はほとんどいないと思いますのでカメラ屋さんに持っていき現像してもらう必要があります。
現像とデータ化(CD-R)で大体1本1200円ほどかかります。プリントすれば1枚35円ほど。なので僕も未現像フィルムが溜まる一方です。
ただフィルムの現像を待つあの何とも言えないドキドキする時間はお金じゃ買えません。(笑)
⑤ 夜間の撮影
夜は対象のものに近づいてフラッシュを使用しないと綺麗に撮れないみたいです。メーカーのオススメでは1〜3mがベストみたいです。
作例
では今回の作品を紹介します。
晴れた日や夕日など光が多い時間に撮るとフレアも出たりします。
まとめ
写ルンですは値段や入手のしやすさから初心者向けカメラのような雰囲気がありますが、今回改めて癖のあるカメラだなと感じました。
気軽に思い出を残すなら最適かもしれませんが、作品に近い形で写真を撮るなら何度か使ってみて慣れてからのほうがいいかもしれませんね。
なので写ルンですを使うときは今回ご紹介した内容を意識して撮影してみて下さい。
ではまた次回の記事で。
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