ある日、何気なくYoutubeを見ているとblenderを使ってアニメキャラクターを3Dモデル化する動画がありました。
昔からblender自体は知っていたけどその当時持っていたおじいちゃんPCではまともに動かないだろうと触ったことがなかったのですが、ちょっとだけ良いPCになった今ならいけるかも! と深夜テンションでblenderをダウンロードし、Youtubeを見ながらぽちぽちやってみたのです。
まぁ色々と手間取りましたが、全くの初心者だった自分でも、最終的には自分で作った3DキャラクターをPC上で踊らせることができまして、個人的に楽しかったのでちょっとだけ紹介です。それだけの記事です。
blender とは
3Dコンピュータグラフィックス(3DCG)の制作やアニメーションに特化したオープンソースの統合型ソフトウェアです。簡単にいうと3Dモデル作ったりできるソフトです。
なんと無料! 今すぐダウンロードだ!
まずは簡単な構造のりんごを作りました
blenderの操作感を知るために最初は簡単なものから始めました。
最初にやるのがポリゴンづくり。
といってもデフォルトで用意されてる「球」とか「円柱」とかを、またまたデフォルトで用意されている変形機能でいじっていくだけ。
こんな感じになりました?
これはワイヤービューという見え方で、ソリッドビューという見せ方に変えてやるとこんな感じ?
白いリンゴです。
もちろんこれで完成ではなく、このリンゴにマテリアル(材質)だとかテクスチャーだとかを設定することができます。
色々なマテリアルを見てみたいのでリンゴを増やします。
5個になりました。コピペです。コピペってすごい。
そんでもってblenderに用意されている色々なマテリアルを適当に設定していきます。
マットな感じのものや金属ピカピカなものやほんのり光っているものなど、色々設定してみました。
その後、カメラやら照明やら背景やらを追加し、カメラの設定やらなんやらも入れた後に撮影した画像がこちら?
おぉ〜、レンダリングって重要なんだなぁ
って思いました。
さぁキャラクターだ
そんなこんなでblender気分は味わえましたが、やっぱりなんかキャラクターも作ってみたい。
ということで、今度はキャラクターのモデリングの動画を見ながらポチポチ
ポチポチ
ポチポチ
ポチ…
ポチ…
…
やはり大変!!
デフォルトの球や円柱をいじっていた頃からすれば相当に複雑になった形。
慣れない操作。
白んできた空。
本当はモデルを作成した後に骨を入れる過程である「リギング」というものまでやるつもりでしたが、とてもとても。
明日も仕事なのです。
目の前には完成途中の男の子のキャラクター。
朝方の肌寒さを感じながら、私はその子にズボンを履かせるのを諦めました。
すまない少年。でも、お尻がぷりてぃだしいいよね。
ほら、ぷりっとしてる
Adobe mixamoで自動リギング
リギングの動画も見たのですが、色々とテクニックなんかもあってなかなか大変そう。
本当は動かしてみたかったけどもう寝るか…疲れたし
そう思ったのですが、
なんとなく自動でリギングしてくれるものがあった気がする
と思い出しました。
検索してみると出てきたのはAdobe mixamoというサービス
とりあえずこれ試してみるか、と思い直し、作った男の子を書き出し、mixamoに読み込ませてみます。
こんな感じでキャラデータを読み込ませ、アゴと手首と肘と膝と股間の部分をドラッグ&ドロップ操作で指定してあげます。
そしてしばらく待っていると……
動いた!!
いやぁ、便利なツールもあったものです。
mixamoでは、自動リギングだけでなくモーションのプリセットも用意されており、リギングされたモデルにそのままモーションを適応させることも出来ます。
ただ動かしてみるとシャツの部分のポリゴンが破れた感じになってしまっておりました。
後々服とか着せ替えたいと思って別々のポリゴンにしてましたが、やはり一体化させておいた方が良かったか…と反省しながらも、仕方がないのでシャツも脱がせます。
素っ裸の少年自動リギング中・・・
そんなわけで裸の少年のマイケルダンスで締めさせていただきます。
gifにしたので荒いですが、実際は綺麗ですよ
実際動いているのを見るとやっぱり楽しいですね。
blenderもmixamoも無料なのでご興味ある方は試してみてはいかがでしょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました