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Designshipとは
Designshipとは「年に一度の日本最大規模のデザインカンファレンス」です。
2024年は2023年に引き続き「広がりすぎたデザインを接続する。」というコンセプトのもと開催されました。
詳細は公式サイトでご確認ください↓
Designship 2024公式サイトはこちら
今回は、初めてのDesignship参加で得た学びやDesignshipの様子について紹介していけたらと思っています!
各社ブースの様子について
会場にはさまざまな企業のブースが設けられており、全ての企業が刺激的でワクワクする体験や素敵なノベルティなどを提供していました!
私は仕事関係なく1人で参加しましたが、デザインのお祭りという感じで、デザイナーさんとの交流もありとても楽しく過ごせました。
- ※GMOインターネットグループのブースの様子
さらに、今回トップスポンサーとしてGMOインターネットグループもDesignshipに参加しておりました!
GMOインターネットグループのブースは、自社の商材が人々の暮らしにどのように関わっているのかが可視化されたパネルでできており、とても見応えがありました!
また、パネルを使った企画も行っており、商材について体験しながら理解できる楽しい時間でした!
私もちゃっかり企画に参加し、しっかり限定グッズをもらってきました!
セッションについて
どのセッションも刺激的で素晴らしく、とても勉強になりました!!!
今回は特に印象に残ったセッションを2つ紹介していきたいと思います。
1.「地域に、光をあてる。インタウンでインハウスなデザイナーの挑戦」- 株式会社ライトライト 塩月慶子
このセッションでは、地方でデザインする楽しさやデザインは手段、本来の目的を見ることなどについてお話しされました。
インハウスで宮崎という地方で働く私にとって、とても学びの多い時間となりました。
このお話の中で、印象に残った言葉を紹介します。
「デザイナーをやめよう」
これは、セッションの1番最初におっしゃっていた言葉です。
「デザイナーをやめよう」というのは、デザインそのものを放棄することではなく、デザインの本来の目的(困っている人や課題)に目を向けるという意味です。
この言葉を聞いて今までの自分を振り返ってみると、新卒として働き出してから「もっとデザインスキルを上げないと」「もっと早く仕事をこなさないと」と自分のことしか考えられていなかったなと思いました。
あくまでデザインは手段であり、その先の目的を見失わないように、デザインに囚われすぎてはいけないと感じました。
2.「日米でのデザイン会社を同時に経営して分かった、日本のデザイナーが世界で活躍する方法」 – Founder & CEO, btrax Brandon K. Hill
このセッションでは海外と日本のデザイナーの違いや海外で活躍するために必要なことなどについてお話しされました。
日本のデザイナーがさらに成長するためには何が必要か、世界に目を向けるきっかけとなりました。
- ※出典:「日米でのデザイン会社を同時に経営して分かった、日本のデザイナーが世界で活躍する方法」 – Brandon K. Hill , 発表スライドより
この中で、「アメリカのUXデザイナーの給与水準」についてのお話があり、アメリカではインターン生も給与がとても高いということを知りました。
ここで日本のUXデザイナーの給与水準はそれほど低いのか…と知り、さらにその理由の1つとして、デザイナーたちの問題があると知りました。
海外と日本のデザイナーの違いとして、特に印象に残ったのは日本のデザイナーは「プレゼンが苦手」ということです。
学生時代に授業で、海外のプレゼンのプロが日本の学生にプレゼンを教える動画を見た時に、海外の方のプレゼンへの意識の高さを学んでいたこともあり、とても印象に残りました。
プレゼンはデザイナーにとって必須スキルと学んでいたにも関わらず、その意識が薄れて、中途半端なプレゼンをしていたかも…と思い返し、プレゼンに対する意識を強めることができました。
海外のプレゼンで驚いたことは、発表時の立ち位置も意識していたことです!
さいごに
初めてのDesignship、今まで行ってなかったことを後悔するくらい刺激いっぱいで本当に良かったです!!!
デザイナーさんはもちろん、デザイナーに興味のある学生さんは絶対行って欲しい!と強く感じました。
来年もまた行きたいです…!!!
今回の記事が、デザイナーやデザイナーを目指す学生の参考になれば嬉しいです。