こんにちは、モリンガです!皆さんはインターンシップに行ったことはありますか?
今年、当社では2回のWebクリエイター向けインターンシップを開催し、私はWebデザイナーとして初めてメンターをさせていただきました。そして来年の1月にもWebクリエイター向けインターンシップを開催します!私もまた参加させていただく予定です。
そこで今回は次回のインターンシップに向けて、今年のインターンシップを振り返っていこうと思います!
INDEX
そもそもメンターとは
実は私もインターンシップの話が来て初めて「メンター」という言葉を知りました…。人によっては「チューター」とも言うのですが、簡単に言うと水先案内人みたいなものです。
メンター(mentor)とは、ビジネスシーンにおいて、知識や経験が豊富な先輩社員が、若手社員や新入社員などの知識や技術を必要としている対象を指導・育成する役割を担う人物です。
- ふじもん先輩はベテランメンターです!
私はインターンシップでは、主にこの3つを行なっていました。
- 課題の説明とサポート
- 途中で出た質問に対しての回答
- 制作物のフィードバック
インターンシップ開催中は学生さんの近くの席に座り、いつでもサポートできる体制にしています。質問でも雑談でも、気軽に話しかけてください!
インターンシップのLPデザインやバトルクリエイティブについての記事もありますので、興味がある方はぜひチェックしてみてください!
過去のインターンシップ概要
今年私が参加させていただいたインターンシップは2回で、計12名のクリエイター志望の学生さんにご参加いただきました。
どちらも3日間のプログラムで「学生さんたちでのグループワーク」「現役クリエイターとの交流」「実務に近い課題の制作」の3つを行いました。
Webデザイナー志望の方には「バナー制作」「HTMLメール制作」「ポスター制作」に挑戦していただきました。私がメンターをさせていただく課題については、課題の設定から行わせていただいたのですが、難易度設定や自由にアイデアを出す余地を残した内容にするにはどうすればよいかなど、最初のうちはすごく悩みました。
学びになった部分
フィードバックの難しさ
1回目のインターンシップでは、私もとにかく緊張しており一緒にメンターをしていたayakaさんに助けてもらいっぱなしでした。本当にありがとうございました…!
落ち着いてきたところで学生さんの制作物にフィードバックをし始めたのですが、ここでも苦戦しました。学生さんの柔軟な発想を活かすためにはどうすれば良いか、と考えているうちに私まで一緒に混乱し、またayakaさんに助けていただく場面もありました…。自分ではなく学生さんに手を動かしていただくので「限られた時間しかないから無駄な作業をさせたくない」と考えすぎてしまっていたのだと後から気づきました。
また、フィードバックする際に「どこをみたら良いか」を掴みきれていない状態からのスタートでしたが、回数を経るうちにデザインを見る力自体が身についてきたのを感じました!
限られた時間で力を発揮してもらうために
- 学生さんと現役デザイナー達で同じ課題に取り組み、お互いの作品をプレゼンしたりもしました!同じ課題でも着眼点や発想が違うので大盛り上がり!現役デザイナー陣も学生さん達とのコミュニケーションを取ることができ、とても楽しそうでした!
前述の通り、インターンシップは3日間(制作できる時間は実質2日弱しかありません)ですので、2日間のうちに制作物を仕上げていただくだけではなく、学生さんたちがそれぞれ空気に慣れてのびのび過ごせるようになることも重要です。そのためにランチや懇親会、休憩時間などのコミュニケーションも大切だなと感じました。私は自分から人に話しかけるのは億劫なタイプなのですが、学生さんたちにとってこの3日間が素敵な思い出になるように、気持ちを切り替えてお話をさせていただきました。逆にコミュニケーションを積極的に取る学生さんほど、当社にも馴染んで早い段階から力を発揮されているように思いました。
良かった部分
学生さんたちのスキルアップ
3日間と短い時間でしたが、どの学生さんたちもメキメキと成長されていたように思います!特に実際のデザイン業務で大切な考え方である「情報の優先順位づけ」や「余白の使い方」は初日とは全く違う人のようでした。また、グループワークでは、互いの意見を尊重し、より良い発表をするために協力し合う姿を拝見でき、私たちにとっても大きな学びになりました。
実務に近い経験
デザインスキルだけでなく実際の業務で求められる考え方や働き方をお伝えすることができたのもよかったなと思っています。クライアントのニーズを理解し、目的を叶えるためのデザインを考えるといった経験は、これからのデザイン人生において基本でありとても大事な学びです。私も入社後の研修の際に、その部分を特に意識して臨みました。当社のインターンシップは社員研修にとても近い内容なので、より学びを実務に活かしやすいのが魅力だと思います!
インハウスの良さ、宮崎の良さ
私も入社前は気になっていた部分ですが…当社のデザイナーは「インハウスデザイナー」と呼ばれる職業です。会社に所属して、その会社の製品やサービスのデザインを担当します。(こちらの記事にも詳細を書いてます!)ただデザインを作って終わりではなく、サービスやその価値を育てることができる魅力的な職業だと思っているのですが、お話だけでは魅力をお伝えしづらい部分があるのも確かです。ですがインターンシップでは業務の進め方は普通のデザイン会社さんと同じであること、皆さんの持っている様々な得意分野やアイデアを活かせる職種であることをお伝えすることができたと思います!
- 私が趣味で撮影した宮崎県の景色です。自然豊かで、穏やかな時間の流れを楽しむことができます。
また、九州外にお住まいの学生さんも多く参加されていたのですが「宮崎オフィスならではの穏やかで話しやすい雰囲気が魅力的でした」「宮崎県は温暖で住みやすく、美味しいものもいっぱいあって楽しかったです!」といった感想もいただきました!実際にインハウスデザイナーの魅力や宮崎の魅力を理由に、宮崎オフィス勤務を希望された方もいるほどです。
インハウスデザイナーとして、宮崎人として嬉しい限りです!
メンターの経験
メンターとして学生さんたちをサポートさせていただき、私自身も大きく成長することができたと思います。
今まで実務でもフィードバックをしていたのですが、以前の自分は「フィードバックの解像度」がかなり低かったなと思います。ちょっとしたレイアウトのズレなどは指摘できても、そこで終わってしまっていました。ですがインターンシップを通して「アイデアの活かし方」や「情報の優先順位づけと、それに伴う見せ方」など、一歩踏み込んだ内容をお伝えできるようになりました。
まとめ
今年のインターンシップは、学生さんたちにとっても、私たち社員にとっても、非常に貴重な経験となりました。
そして次回のインターンシップでは、今までのインターンシップをもとに「より多くの学生の皆さんにWebデザインの楽しさを知ってもらいたい!」をコンセプトに、初のWeb特化型インターンシップを開催します!「Webデザイナー」「エンジニア」「映像」以外に、デザインとコーディングどちらも実施するコースも設けられています!これは当社初の試みで、それぞれの分野のプロフェッショナルから教えてもらえるコースなので、とても学びが大きいと思います。
私が通っていた訓練校でも「デザインもコーディングも、どっちも好きで選べない」という方がいましたが、そんな方にはなかなかないチャンス!
応募期間は12/22(日)23:59まで!
どのコースもより充実した内容となっておりますので、ぜひご応募ください!