久しぶりにカメラレンズを購入しましたので使用感のレビューになります。
フロントエンドエンジニアの柄本です。
レンズ紹介
今回レビューするのは、SONYのSONY FE 70-200mm F4 Macro G OSS II望遠レンズ
2023年に登場した比較的新しいGレンズで、前モデルからの進化がかなり感じられます。望遠ズームなのにコンパクトで軽い、さらにマクロ撮影までできちゃう万能型ということで、正直これ1本でかなり撮れちゃうんじゃないか?という印象です。
コンパクトかつ軽量
質 量:794g
外形寸法:82.2 × 149mm
望遠レンズにしてはとんでもなく軽量で短めのレンズになってます。
こちらはSonyの標準ズームレンズと比べた写真です。

比較すると少し長めに感じてしまうかもしれませんが、実際には100グラム程度の差しかなく、普段から標準ズームを使ってる自分にとっては持ち運びのストレスがまったくないレベル。
ザックリ言うと、リュックやカメラバッグにポンっと入れられて、気軽に出先でも使いたくなるサイズ感です。
ハーフマクロ撮影対応
なんといってもこのレンズの最大の魅力は、ハーフマクロ撮影ができる点です。
ズーム全域で最大撮影倍率0.5倍というスペックで、望遠レンズとは思えない接写距離での撮影が可能。
我が家で育ててるエバーフレッシュを最短撮影した写真がこちら。


どうでしょうか。この接写性能。
葉っぱのディテールや立体感がしっかり写っていて、自分でもちょっと驚きました。
正直、F値が開放でf/4なのでボケ感にはそこまで期待してなかったんですが、実際に撮ってみると意外と背景がいい感じにとろけてくれて、ポートレート撮影にも普通に使えそうです。

焦点距離:200mm
シャッタースピード:1/1,250
F値:f/4
この写真を撮って、「あ、買ってよかったな」と思えました。
動画撮影
僕はどちらかというと写真より動画メインなので、動画性能が気になるポイントだったんですが…
結論から言うと、望遠側(200mm)で手持ち撮影する場合は、やっぱりブレが目立ちます。
FX3のアクティブ手ブレ補正を使っても限界があって、編集時にはスタビライザーをかける前提で撮ったほうが安心です。
ただし、画質やAFの追従性は文句なし。
被写体にしっかりピントが合ってくれて、ピントの移動もスムーズ。フォーカスブリージングも抑えられていて、動画向きにちゃんと作られてるなと感じました。
そして何より、ハーフマクロが動画でも活きる!
ぐっと寄って背景ボケを活かした映像が撮れるので、雰囲気のあるカットを入れたいときに最適です。
以下はこのレンズ1本で撮った動画です👇
このレンズ、買う前は「ちょっと贅沢かな〜」と思ってたんですが、いざ使ってみると撮影の幅が広がって楽しいのなんの。
静止画でも動画でも、気軽に使えて表現力も高い一本なので、しばらくメインレンズになりそうです。