2024.01.26

AI

写真

【前編】ChatGPTを使ってどうにかLightroom フィルム風プリセットを生成させたい男

こんにちは、ふじもんです。
今日はタイトルの通り、ChatGPTを使って、Adobe Lightroomで使用できるフィルム風プリセットの生成に葛藤したので、そちらについてご紹介したいと思います。

きっかけ

僕はデジタルカメラを使う前は良くフィルムカメラで撮影をしていたのですが、その時に愛用していたのが
【FUJIFILM NATURA 1600】というカラーネガフィルムで、個人的に仕上がりの色合いや撮影シーンや被写体を選ばない点が気に入っていて頻繁に使用していました。

しかし2018年3月に生産終了し、メルカリやヤフオクなどで見かけることはあるのですが価値も高騰し気軽には使えなくなってしまいました。
なので、デジタルカメラでNATURA風のプリセットを作ることが出来たら無限に楽しめると思ったのがきっかけです。

ただ、普通に作っても面白くないのと、見様見真似で再現しようとしたら自分の好みや主観が混じってしまいそうなので、今回ChatGPTを使って作りたいと思いました。

https://www.yodobashi.com/product/100000001000485571/

実践

まずはChatGPTに思いのままオーダー。

lightroomでフィルム風プリセットを生成して下さい
Lightroomでフィルム風のプリセットを生成するためには、フィルムの特有のカラーバランスやトーンカーブ、シャープネスなどを模倣する必要があります。以下は、一般的なフィルム風プリセットを生成するための手順です。これを元に、写真の内容や好みに合わせて微調整を行ってください。

基本パネルの調整:

露光量: 微調整して適切な明るさに調整
コントラスト: フィルムによってはコントラストが異なるので、微調整
ハイライトとシャドウ: 柔らかいハイライトとシャドウに調整
白レベルと黒レベル: フィルムの特徴に合わせて微調整
明瞭度とテクスチャ: フィルムの質感に合わせて調整
トーンカーブの設定:

フィルムの特有のトーンカーブを模倣するために、ハイライト、ライト、ダーク、シャドウを微調整
HSL/カラーパネルの調整:

各色に対して、フィルムのカラーバランスに合わせて微調整
カラーグレーディング:

シャドウ、中間色、ハイライトに対して、フィルムの色調に合わせて微調整
ディテール設定:

シャープネス: フィルムの特有のシャープネスを模倣するために微調整
ノイズ軽減: フィルム特有の粒状感を考慮して微調整
Vignette(ビネット)の追加:

フィルム風の効果を強調するために、軽いビネットを追加
グレインの追加:

フィルム特有の粒状感を模倣するために、グレインを追加
これらの調整を組み合わせて、フィルム風のプリセットを作成できます。ただし、フィルムの種類によっては様々な特性がありますので、目標とするフィルムの特性に近づけるためには、実際のフィルムのサンプル写真と比較しながら微調整することが重要です。

なるほど、では聞き方を変えてみましょう。

lightroomでNATURA 1600風プリセットを生成して下さい
申し訳ありませんが、具体的な数値やパラメーターを提供することは難しいです。なぜなら、フィルム風のエフェクトを再現するためには、実際のフィルムの特性やトーンカーブ、色相、グレインなどの細かい調整が必要であり、それを数値で的確に表現することが難しいからです。

しかし、一般的な手順を指示し、それに基づいて調整を行うことができます。以下は、NATURA 1600風のプリセットを生成するための一般的な手順です。

基本パネル:

露光量: 微調整して適切な明るさに調整
コントラスト: ナチュラルなコントラストを保ちつつ微調整
ハイライトとシャドウ: 自然なハイライトとシャドウに微調整
白レベルと黒レベル: フィルム特有のトーン範囲に合わせて微調整
明瞭度とテクスチャ: ナチュラルで柔らかい質感に微調整
トーンカーブの設定:

NATURA 1600のトーンカーブを参考に、ハイライト、ライト、ダーク、シャドウを微調整
HSL/カラーパネルの調整:

各色に対して、NATURA 1600のカラーバランスに近づけるよう微調整
カラーグレーディング:

シャドウ、中間色、ハイライトに対して、フィルムの色調に合わせて微調整
ディテール設定:

シャープネス: フィルムの特有のシャープネスを模倣するために微調整
ノイズ軽減: NATURA 1600の特有の粒状感を模倣するために微調整
Vignette(ビネット)の追加:

NATURA 1600の写りに合わせて、軽いビネットを追加
グレインの追加:

NATURA 1600の粒状感を模倣するために、グレインを追加
これらの手順を組み合わせて、NATURA 1600風のプリセットを試してみてください。写真の内容やフィルムの特性によって微調整が必要ですので、調整しながら目標に近づけてください。

ん〜難しいですね。具体的な値が欲しいんだけどな・・・

では具体的な指標を加えてオーダーしてみるとどうでしょう。

下記はLightroomのプリセットのパラメーターです。Lightroom CCで[NATURA 1600]風にするにはどういう数値にすればいいか指定してください。

露光量:
コントラスト:
ハイライト:
シャドウ:
白レベル:
黒レベル:
テクスチャ:
明瞭度:
かすみの除去:
自然な彩度:
彩度:
トーンカーブ ハイライト:
ライト:
ダーク:
シャドウ:
HSL/カラー
色相
レッド:
オレンジ:
イエロー:
グリーン:
アクア:
ブルー:
パープル:
マゼンダ:
彩度
レッド:
オレンジ:
イエロー:
グリーン:
アクア:
ブルー:
パープル:
マゼンダ:
輝度
レッド:
オレンジ:
イエロー:
グリーン:
アクア:
ブルー:
パープル:
マゼンダ:
カラーグレーディング
シャドウ
色相:
彩度:
輝度:
ブレンド:
バランス:
中間色
色相:
彩度:
輝度:
ブレンド:
バランス:
ハイライト
色相:
彩度:
輝度:
ブレンド:
バランス:
ディティール
シャープ
適用量:
半径:
ディティール:
ノイズ軽減
輝度:
ディティール:
コントラスト
カラー:
ディティール:
滑らかさ:

「NATURA 1600」フィルムの特有の効果を再現するために、以下は基本パネル、トーンカーブ、HSL/カラー、カラーグレーディング、ディティール、ノイズ軽減、コントラストなどのパラメーターに対する推奨される数値です。これはあくまで一例であり、写真によって微調整が必要です。

基本パネル:
露光量:0 〜 +0.5
コントラスト:-10 〜 0
ハイライト:-20 〜 -10
シャドウ:+10 〜 +20
白レベル:-5 〜 0
黒レベル:+5 〜 +10
テクスチャ:0 〜 +10
明瞭度:+10 〜 +20
かすみの除去:0
自然な彩度:0
彩度:0
トーンカーブ:
ハイライト:RGB
ハイライト:-10 〜 0
ライト:RGB
ライト:-5 〜 +5
ダーク:RGB
ダーク:0 〜 +5
シャドウ:RGB
シャドウ:0 〜 +10
HSL/カラー:
色相、彩度、輝度:
レッド、オレンジ、イエロー:0 〜 +10
グリーン、アクア、ブルー、パープル、マゼンダ:0 〜 +5
カラーグレーディング:
シャドウ:
色相:0 〜 -10
彩度:0 〜 +10
輝度:0 〜 +5
ブレンド:Color
バランス:0
中間色、ハイライト:
同様に微調整
ディティール:
シャープ:
適用量:+10 〜 +20
半径:1.0 〜 1.5
ディティール:25 〜 50
ノイズ軽減:
輝度:10 〜 20
ディティール:50 〜 70
コントラスト:
カラー:+10 〜 +20
ディティール:+5 〜 +15
滑らかさ:0 〜 +10

これらの数値を参考にして、実際の写真に適用しながら微調整を行ってください。また、写真の内容や撮影条件によっては、さらなる調整が必要となります。

きた!!!数値のない指標もありますが、進歩ですね。嬉しい。
今回の学びとして、プロンプトの生成はやはり具体的な指標を指定してあげるのがコツだと思います。
後編に続きます。

後編では下記内容で書かせて頂きます。

・ChatGPTで生成したプリセットを適応
・本家NATURA 1600との比較

お楽しみに!
次回の記事でお会いしましょう〜!

この記事を気に入ったら

ふじもん

ロックを愛しているのに革ジャンが似合いません。

この人が書いた記事を見る >>
カモメのアイコンTOP