こんにちは、ふじもんです。
最近Instagramはじめ、SNSで「オールドコンデジ」というワードが散見されます。
最初はフィルムカメラのことかと思い、ふーんぐらいで流してたのですがどうやら違うみたいです。
そこで気になって調べてみました。
そして今回実際にオールドコンデジを購入し、写真をたくさん撮ってみました。
なのでレビューや作例も紹介させて頂きたいと思います。
オールドコンデジとは?
オールドコンデジとは、2000年代から2010年代頃に製造販売されたコンパクトデジタルカメラのことです。
手軽に持ち運べるサイズ感と、独特のレトロな写りが魅力で、近年SNSを中心に人気が再燃しています。
海外の若者を中心に人気が広がり、日本でもSNSでよく見かけるようになりました。
フィルムカメラブームの後に、手軽でレトロな写りが魅力的なオールドコンデジが注目されています。
オールドコンデジの魅力とは?
では何故今オールドコンデジが流行っているのか考えてみました。
恐らく以下かと思います。
・手に入れやすい価格帯
・機種が豊富
・見た目や写りから出る平成感
・サブ機として手に取りやすい
・高度な技術が不要(設定)
スマートフォンのカメラ機能が向上し誰でも簡単にきれいな写真が撮れるようになったこの時代だからこそ
「写りすぎない」という視点での写真が、逆に面白いと感じる人が増えてきたのかもしれません。
実際に自分も今回カメラを購入したくなった理由としては、そこがとても大きい気がします。
綺麗じゃないけどちゃんと写ってない部分を「想像」する楽しさや、そこにこそ本来の「エモい」が潜んでいると考えています。
今回購入したカメラ
今回私が購入したのは、「Canon IXY 1(イクシーワン)」という機種になります。
発売が2012年2月なので今から約13年前のカメラになりますね。
なので私は某フリマサイトにて中古で購入しました。
仕様について
仕様のポイントだけ紹介させて頂きます。
・画素数:約1010万画素
・データタイプ:Exif 2.3 (JPEG)
・記録媒体:MicroSD
・本体サイズ:85.8 x 53.5 x 19.8 mm
画素数もMicroSD記録なのも、このサイズ感を考えると仕方ないかといく感想ですが、実はこのJPEG記録というのがとても魅力的でした。
このカメラの強み
・青の描画力
後ほど作例でご紹介させて頂きますが、空の青がとても綺麗に出る印象を受けました。
(表現難しいですが、わざとらしくないけどインパクトのある青みが出る)
私自身が仕事以外でCanon製品を使うのが初めてなんですが、他社メーカーと比較しても綺麗に出てくれる気がします。
・サイズ感
iPhoneシリーズの中でも小型なiPhone 12miniと比較してもこのサイズ感なので携帯しやすい点。
ジーンズの後ろポケットなどにサクッとしまえて取り出せるサイズ感なので、スナップなどにとても向いているカメラだと思います。
・あえてのJPEG記録
実はこのカメラRAW記録に対応しておらず、購入前に唯一の懸念点でした。
そもそもRAWで記録できないと編集時に出来ることが制限される気がしてたので。
しかしこのJPEG記録というのがとても便利で、当たり前ですがRAWほど重くないのでデータ移行もすんなり出来る点や、そもそもSNSにアップする程度の用途しかないのでJPEGで十分という結論なわけです。
逆にデータ移行もストレスなく行えるのでPCでデータをチェックする際も、スムーズに確認できるので気に入っています(逆にRAWでのチェック戻れないかも・・)
残念なポイント
・バッテリーの持続力
体感ですが大体200〜300枚ほど撮影するとバッテリーを使い切る印象です。
なので予備バッテリーを2つ追加で購入し、常に3つバッテリーを持ち歩くようにしています。(大体1日で1,000枚〜撮影することが多いため)
・タッチパネルの反応がイマイチ
タッチパネルはスマートフォンなどで多く用いられている、静電容量式ではなく感圧式を採用されています。
そのためスマートフォンと比べると若干「押し込む」感覚でタッチする必要があるのが難点。
スナップなど急いで設定する時には不便です。
作例
ここからは作例をいくつかご紹介させて頂きます。
撮って出しではなく、Lightroom CCにてレタッチ後のものになりますので、フィルムの粒子感などは後付していますが。
なのでオールドコンデジの描写例として見て頂けると幸いです。
最後に
いかがでしたでしょか?
オールドコンデジは比較的に誰でも始めやすい価格帯と、初心者でも扱いやすい機能面を備えているので、気になった方は是非挑戦してみて下さい。
次回の記事でお会いしましょう!