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Keynoteつかってる?
学生時代からかれこれ12年以上Keynoteを愛用しているのですが、マカーなのに意外とKeynote使ったことない勢が存在することを最近知りました。
ともかくめっちゃ便利なので、「使ったことないよ!」って方はこの記事を読んで使ってみたくなってもらえると嬉しいです。「もう使ってるよ!」という方は、もしかしたら新しい発見があるかもしれないという目線でお目通しいただければ幸いでございます。
Keynoteとは?
Keynote(キーノート)は、アップルが開発している、macOS/iOS/iPadOS用のプレゼンテーションソフトウェアである。Pages、NumbersとともにiWorkスイートを構成する。wikipedia
ようするにプレゼンテーション用の資料が作れます。パワポと同じようなやつですね。
※ちなみにパワポとkeynoteはほぼ同じようなことができるので「keynoteじゃないとできないよ!」ってことはあんまりないです。
ではなぜKeynoteが良いのか?
いきなり批判からですみません。パワポのわかりにくいUIを使いたくないからです!(パワポフリークな方申し訳ございません)
そのくらいスッキリしたインタフェースである程度直感的に操作できるのが素敵なのです。
▼参考までにメニュー部分のUI比較。まずはパワポ。
押すとこ多いんですよ。高機能で色々できるんですが・・。パワポのすぐれてるところは、互換性と拡張子ですね。Winユーザーの方ともやり取りできる。
▼そしてKeynote。みてください、このスッキリ具合を。
これだけでkeynote使いたくなりませんか?笑
よく使う便利機能
例えばこういうパーツ
なんだかんだ使うこと多そうですよね?w
テキストに対して背景の塗りつぶしがセットで入れられるので
ハイパースピーディーに作れます(文字の後ろに別でオブジェクトを作ってをおかなくてよいのです)。
▼参考までに設定しているところをgifアニにしておきました。
アニメーションが綺麗
ぬるぬる動く綺麗なアニメーションがデフォルトで入っています。参考までにお見せしますね。
▼これとかかっこいいです。
▼こういう使いどころの難しい面白いやつもあります。
マジックムーブとは?
ここから紹介させていただくのは、僕のお気に入りのスライド切り替えアニメーション、「マジックムーブ」です。
一言で説明すると、1枚目と2枚目の差分(オブジェクトの位置、大きさなど)をアニメーションで埋めてくれます。
百聞は一見に如かずということで、こちらも動画にしてみました。
スライド1枚目▼
スライド2枚目▼
マジックムーブ発動!▼
シンプルにはこれだけなのですが、簡単なアニメーション付きのモックアップがつくれたりします。
たとえば
▼スクロール
▼スクロール後ポップする
これはマジックムーブ+他のアニメーションの組みあわせですね。
▼拡大縮小の差分を活かしてPrezi的な動きをつける
拡大しても劣化しないのはベクターデータだからです。ないしは高解像度の画像をKeynote上で縮小させたものは、元の解像度までであれば拡大しても問題ないです。
などなど
簡単なアニメーションなら数分でできるので、チームでアニメーションを共有・検討したり、エンジニアさんに伝える時に便利だったりします。
人によってはAfter Effectでもっと細かく作られる方もいますし、AdobeXDでは直接デザインデータに動きを設定できたりしますね。
自分が使いやすいものを使うのが良いのですが、なによりKeynoteのすばらしいところはサクッと素早くつくれるところです。
何かのプレゼンテーションの際にも、画面をスライド表示から切り替えずにその中で自然にモックアップを見せれるのも良いところです。※最近ではXDでスライド資料を作る人が増えてきていずれお株を奪われるかもしれません。でも僕はKeynoteで作り続けると思います。
あとはグラフにもアニメーション設定できたりします。何かの推移とかを表現するのに便利そうですね。
番外編!keynoteを愛してやまない貴方へ
ショートカットをカスタマイズしちゃおう
Keynoteのちょっと不便なところの一つで、中央にレイアウトさせたり、整列させたりがいちいちメニューから選択せねばならずめんどうくさいです
マウスポインターをメニューにもっていったり、項目の中から探しているだけで体力をつかって力尽きてしまうので「keyboard maestro」というMacのアプリケーションに対して独自のショートカットを割り当てるツールでKeynoteをカスタマイズしています。
サイトウマサカズさんがその設定をブログで公開されているので、こちらを使わせていただいてます!
右、下、左、上、中央に揃えるとき全てショートカット一発でできるようになります。
また、デザイナーさんならわかっていただけるであろう、オブジェクトを全面へ、最前面へ、背面へ、再背面へ移動がIllustratorと同じショートカットでできるようになります。
もはやこれなしではKeynoteは触れない・・
これ系の効率化、楽する系はkeyboard maestroについて調べていただければ沢山でてくるので、興味があれば研究してみてください!
その他
あんまり使ったことはないですが、こんな感じで文字やオブジェクトに対して、写真をマスクするかの如くいれることもできます。
かっこいい何かが作れそうな気配はしますね
あとはデフォルトのアイコンやらオブジェクトの種類が豊富です。
あーこれなんか絵足したら分かりやすくなりそうだなぁとか、そんな時になにかと便利に使うことができます。
最後に
仕事柄デザイン提案の資料にはじまり、上長への報告・承認資料、外部向けの勉強会やセミナー・イベント資料など、ともかく資料を作ることがめちゃくちゃ多いブーノです。
鷹野 雅弘さんが「プレゼンは 二度起きる」(すみません有料記事です。僕は勉強のために購読しています)と言われている通り、資料が全てではないですが、作った資料が独り歩きして、最初に見せた相手の上司やチームへの説得材料に使われたりします。
その度資料に起こすのは大変なのですが、一度しっかり作ってしまえば、実は作らないよりも遥かに物事が早く前に進んだり、一生懸命説明することの何倍も受け手の理解つながることがあると思います。
僕にとってのKeynoteはスピード感を持って、効率よく伝わる資料を作るための必須ツールの一つなので、ぜひぜひご活用いただき好きになってもらえるとうれしいです!