2024.09.30

その他

働き方

【採用】クリエイターを目指した理由

こんにちは。ふじもんです。
本日はクリエイターを目指した理由についてお話したいと思います。
というのも、私は現在管理職と並行して、採用にも大きく関わらせて頂いているので、クリエイターを目指している学生や求職中の皆様の、就職活動の参考になればと思いご紹介させて頂きます。

経歴

まず始めに改めて自己紹介から。

採用のイベントなどで良くある質問で「デザインはいつから始めたんですか?」と聞かれることが多々ありますが、僕はデザインを本格的に始めたのは28歳からでした。
前職はイベント関係のお仕事をしていて、主に子供向けの遊具をレンタル・リースする会社の現場担当をしていました。
なのでレンタル・リース依頼をいただいたら、全国どこでもトラックに遊具を積んで駆け回っていました。

その他にも建築関係のお仕事をしたり、瓦の伏せ替えなど振り返ると肉体労働ばかりやってきたんだなと思います。
実はこういった仕事を選んできた背景にはちゃんと理由があり、学生時代から音楽活動をしていたので、土日はライブ活動を精力的に行っていたため土日はなるべく休みが取れて高収入な職種を選んでいました。

きっかけ

音楽活動を10年ほど続けていたものの鳴かず飛ばずでそろそろ潮時かもしれないと覚悟し、そのタイミングで結婚することにもなったので、ここで初めて音楽以外の何かで人生を成形していかなければいけないんだと気が付きました。(遅い)
慌てて仕事を探したんですが、上述したように、音楽しかしてこなかったので何の資格も学も無く、求人雑誌を開いても条件面でまず通らないんだなと痛感しました。
そもそも社会に対して、真面目に向き合ってこなかったツケが来たんだなと思ったのを覚えています。
みんなが就職したり大学に行って勉強したりしている間にアルバイトをしながら音楽だけをしてきたのだから、そりゃそうですね。

結局建築関係の小さな会社に拾ってもらい、子どもも産まれ腹をくくって働いていたんですが、これで良かったんだろうかと思いながら働いていました。
実際休みも日曜しか無く、朝6:00〜遅いときは21:00ぐらいまで働いて手取り14万程度だったので、将来に対して不安しかなかったです。
そんな日々を半年ほど過ごしていると、ある日バンド時代のことをふと思い出しました。
バンドをしているときにグッズであったりCDジャケットやフライヤーなど、デザインが必要な物は自分がよくディレクションしていました。
正確には口出しだけして、ツールが使える弟をこき使っていただけなんですが。
でも振り返ると、音楽同様モノづくりであることには変わりなくて、これが生業になったら毎日楽しそうと思いました。

デザイナーを目指す

しかし当時は資格も知識も、実際にデザイナーってどんな仕事なのかも分からなかったので、まずは調査を始めました。
どうやらデザインを学べる職業訓練校があることを知った私は、すぐに応募して面接をして頂きました。
勢いだけで行ってしまったものの、受かると信じていましたが結果は不合格でした。
ここで初めて悔しいと感じ、そこから建築の仕事をしながら毎日デザインの勉強を半年間続けました。
肉体的に疲労した状態で勉強するのはしんどかったですが、振り返ると無我夢中だったので楽しかった気もします。

そしてついに成果物(チラシ2種)を持って再び職業訓練校へ面接へ行き、無事面接を経て入校出来ました。
そこから半年間、WEBデザインを中心に学び進める中で、漠然としていたデザイナーという仕事が実は幅広いということを知り、自分は商品のパッケージやチラシ・ポスターなどの制作を行うグラフィックデザイナーになりたいんだということにようやく気付きました。
理由はデザインだけでなく、手触りや何より作ったモノに触れられる喜びや達成感を通して、お客様に喜んでいただけるのではないかと思ったのがきっかけです。
そこから様々な企業の会社説明会を受けさせて頂き、その中でも弊社の説明会に参加した後、考え方に変化が出てきました。
今までは少数精鋭でがむしゃらに制作するいわゆる、制作会社などを希望していましたが、自分の経験値や成長を考えたときに、関わる人数が多いほうがいろいろな人とお仕事ができて、自分の経験値や成長が潤うのではないかと思い始めました。
そこからはWEBデザイナーを目指して、勉強する内容やツールを変えて、弊社に応募しました。
面接は緊張しすぎていて、受け答えはボロボロ、何を話したか記憶も曖昧な状況でしたが、作品の紹介だけは自分の言葉で伝えられたのを覚えています。

そうして無事2018年1月にGMOインターネット株式会社(当時)に入社しました。

入社後

入社後はPhotoshopの操作が苦手で、当時の上司に沢山叱られました。
独学で半年+学校で半年学んできたので、自信はあったんですが、ツールの基本的な操作からデザインに対する考え方や、インハウスクリエイターとしての働き方など、沢山のことをご指導頂きました。
実案には期日があるので、よく間に合わなくて残っていると心配した上司が「何が終わらないの、大丈夫、大丈夫」って声をかけてくれて夜中まで一緒に手伝ってくれたことも多々ありました。
知識も経験もない僕にクリエイターとしての基本を叩き込むのはとても労力のいるものだったと思いますが、いつも諦めずにご指導いただきました。

WEBをメインにチラシやポスター、写真撮影など幅広く経験させて頂き、充実した日々を送らせて頂きました。

弊社の魅力

僕は上述したように、クライアントワークや他の企業で働いたことがないので分かりませんが、インハウスクリエイターとして働くことが出来て良かったなと感じています。
イメージだけでお話ししてしまいますが、クライアントワークはやはり数多くの多種多様なお客様からのご依頼を通じて、デザインスキルや経験値は向上すると思います。
なので様々な経験を積みたい方は向いているかも。
比べてインハウスクリエイターは内部に各分野のプロフェッショナルが隣の席に居たりするので、プロジェクトを進めるときの連携のスムーズさや、トラブル時の対応の速さはインハウスならではだなと思います。

特にマーケティングチームとの連携は案件を進めるうえではとても重要です。
期限がタイトな依頼があった場合でも、スピーディーに対応しリリース出来る理由としては、近くの席で就業しているのでコミュニケーションを取りやすい環境が整備されているからこそだと思います。
また弊社のクリエイターは外部イベントにも積極的に登壇したり、アウトプットにも力を入れているのも魅力の一つです。

ちなみに宮崎のクリエイティブチームから下記イベントに登壇予定ですので、皆様是非ご参加お待ちしています。
※オンライン参加もあり

Designship 2024 | 広がりすぎたデザインを接続する、年に一度のデザイ...

「Designship 2024」は、2024年10月12日・10月13日に開催されます。様々な業界における一流デザイナーが集結し、それぞれの叡智や想いを爆発させる...

まとめ

いかがでしたでしょうか?
宮崎で働くクリエイターの9割は未経験からクリエイターになった方ばかりなので、私の話はその一部と思って読んで頂けたら幸いです。
また次回の記事でお会いしましょう。

この記事を気に入ったら

ふじもん

ロックを愛しているのに革ジャンが似合いません。

この人が書いた記事を見る >>
カモメのアイコンTOP