【映像クリエイター志望のあなたへ】広告代理店から転籍した31歳宮崎インハウスクリエイター1日の流れ

はじめまして。みやっぴーと申します。
2025年11月にGMOインターネットグループ内の別会社から転籍してきました。

インハウス映像クリエイターで31歳男です。
趣味はゲーム、アニメ、カラオケ、配信視聴、ウォーキング等です。

一昨年フルマラソンを完走して即引退しました。もう二度と走りません。

この記事では

  • 「インハウスの映像クリエイターって実際どんな仕事してるの?」
  • 「1日の流れってどんな感じ?」

という疑問に、転籍4ヶ月目のリアルな視点からお答えしていきます。
映像クリエイターを目指している方やインハウスへの転職・転籍を考えている方に、少しでも参考になれば嬉しいです。

これまでの経歴

大学卒業後は地元宮崎の県庁に就職しましたが1年で退職。
大学時代に映像制作サークルで感じた楽しさが忘れられず、
After Effects・Premiere Pro・Photoshopを独学で勉強しながら自分でYouTubeに動画を投稿しつつ、約2年間アルバイト生活を送りました。

その後は知人の伝手でYouTubeクリエイターの動画編集を約半年担当。
さらにその縁でGMOインターネットグループを紹介してもらい入社するに至りました。

人との繋がりがキャリアを作ってきた、そんな経歴です。

転籍するまでのこと

前職はGMOインターネットグループ内の別会社で約4年半勤め、その間、半年はデザインチーム、1年は映像チームのリーダーを務めました。
美容・ゲーム・BtoB・ファイナンスなど幅広いジャンルの広告動画を制作しながら、チームの方向性をマネージャーと決めたり、メンバーの業務管理・案件割り振り・海外拠点との連携強化・業務のアウトソーシング整備なども担当していました。

転籍を考え始めたのは、AIの台頭もあり制作環境が大きく変わりつつある中で
「自社商材を徹底的に理解した上でクリエイティブに向き合えるインハウスクリエイターに挑戦したい」
という気持ちが強くなったからです。

転籍先として今の職場を選んだのは大きく2つの理由があります。

ひとつは宮崎に住み続けたかったこと
もともと宮崎在住だったので宮崎で働ける環境であることは外せない条件でした。

もうひとつは一緒に働く人たちのことが事前にわかっていたこと
同じhinataオフィス内に勤務していたのでどんな人たちかを日常的に見ていました。
一度GMOインターネット株式会社のクリエイターと一緒に動画を作ったこともあり、リーダーの人柄も把握していました。

職場って結局「人」だと思うんですよね。同じオフィスで働いてたから雰囲気も人柄もリアルにわかった上で決断できた。これって普通の転職じゃなかなかできないことで。

情報量は正義だと思っていて、特に「どんな人と働くか」は仕事を長続きさせる上でとても大事だと感じています。

転籍のきっかけはFA制度(フリーエージェント制度)です。
社内公募のような制度で自分から手を挙げて転籍できる仕組みです。
GMOインターネット株式会社の映像チームでの募集があったため、約1分のポートフォリオ動画も添えてエントリー。書類選考を通過したあと2回の面接を経て採用という流れでした。

転籍前の不安と実際のところ

転籍前に一番不安だったのは制作クオリティについていけるかという点でした。宮崎クリエイターズブログや映像チームのデモリールを見るとどれもクオリティが高くて正直ビビっていました…。

前職では撮影の仕事をほぼしたことがなかったのですが転籍後は撮影案件があることもわかっていたのでそこも不安でした。
高校の放送部や大学のサークルでカメラを扱ったことはあったものの、プロとしての撮影は別次元の話なので。

まずは自分が得意な種類の案件から担当させてもらえたので新しい環境に無理なく慣れることができました。
制作スケジュールにも余裕があるためクオリティに集中できています。

撮影については同時期に入社したかっぴーさんという頼もしい存在がいます。
宮崎の映像チームは現在私とかっぴーさんの2人体制で、かっぴーさんはカメラの扱いに長けており撮影案件で一緒に動いて少しずつ学ばせてもらっています。

かっぴーさんはなんでも聞きやすい方なので本当に助かっています。このブログの写真も撮影いただきました!

宮崎は東京と比べて撮影案件が少ない分、空き時間に練習できる環境も整っていて焦らず技術を身につけられています。

チームの雰囲気

映像チームを一言で表すなら
「古のインターネットから生まれし映像大好き人間たち」です。

見る映像のジャンルは邦画・洋画・ドキュメンタリー・アニメとそれぞれ違いますが、映像を愛しているという点は全員共通しています。
映像チームには音楽クリエイターの方もいますが音楽に対する造詣が深すぎてついていけないことも正直あります笑。

また、Slackでのチャット速度が異様に早く日々の時事ネタに対して各々の意見が書き殴られています。
特にAIに対するアンテナが全員高く最新情報の共有や実際に触ってみた感想なども飛び交っています。

東京出張で実際に会ったメンバーはみんな陽気でいい人たちでブラックユーモアも交えつつわちゃわちゃしていました。

部門長からは「男子校みたいな雰囲気」と言われています(唯一の女性メンバーであるマネージャーが育休中ということもあり)。

hinataオフィスのクリエイティブチーム全体を見渡すとおとなしめな方が多く、飲み会よりも仲のいい人同士で小規模に集まるスタイル。
個人的にはそのくらいがちょうどいいと感じています。
その反面仕事では目の前の制作に本気で向き合い、お互い積極的に意見を出し合っています。
毎月勉強会も開催していて技術力向上を惜しまない姿勢はチーム全体に共通しています。

hinataオフィスの環境と福利厚生

hinataオフィスは宮崎駅から徒歩3分の場所にあります。
GMOインターネット株式会社をはじめとする複数のGMOインターネットグループの別会社が入居しており約200名ほどのメンバーが勤務しています。

地味に毎日うれしい福利厚生はこちらです。

  • ドリンクサーバー飲み放題
  • 水ペットボトル1本無料
  • 日替わりお菓子1個支給
  • 無料のお弁当注文(月6回まで)

毎日のランチをお弁当にすれば食費がかなり浮きます。これは本当にありがたい。

1日の流れ

では、実際の1日の流れをご紹介します。

9:25 出社。
メール・Slackの連絡チェック。
9:30 映像チームの朝MTG。
東京メンバーとZoomをつなぎ約30分。
10:00〜13:00 制作時間。
After EffectsやPremiere Proを使って
モーショングラフィックスやYouTube動画の制作に集中します。
13:00〜14:00 昼休み。
メンバーとランチを食べた後、ウォーキングで街を散策したり
キャッチボールやリフティングをしたり
公園の柵の上を誰が一番長く渡れるかを競ったりしています。
14:00〜18:25 制作時間、または商材ごとの定例MTGや
デザイナー定例(30分〜1時間程度)。
18:30 日報を書いて帰宅。

昼休みの過ごし方がとても30代男性の過ごし方ではない。小学生か。

前職と比べてMTGが大幅に減り制作に集中できる時間が長くなりました。
以前はリーダー職だったため1日の半分がMTGや管理業務でしたが、今は制作と管理を行ったり来たりすることがないので集中が途切れません。
これが地味にかなり大きいです。

インハウスで働いてみてわかったこと

良かったこと:修正が少ない!!!

インハウスに転籍して一番感動したのは、修正の回数が圧倒的に少ないことです。

前職では「またか…」って思いながら仕事を中断して修正対応することも多くて。今は制作に集中できる。これだけで転籍してよかったと思えます。

前職の広告代理店ではクライアントによって修正の回数や要求・確認スピードがまちまちでした。
FIX直前に大量修正が来たり緊急対応で進行中の仕事を中断したりとスケジュールが読めないことも多かったです。

今の職場ではスケジュール通りに進行するのが当たり前。
一定以上のクオリティが出せていれば根本的な修正が来ることもほとんどありません。
精神的にとても楽になりました。

また制作スケジュールに余裕があることで(初稿提出まで6営業日以上が基本)「いつもと同じ引き出し」しか使えなかった状態から新しい引き出しを増やしながら制作できている感覚があります。

課題に感じていること

一方で数値分析や商材理解を深める力がまだ足りないと感じています。
前職では分析はディレクターやプランナーが担当していましたが、インハウスではクリエイター側の裁量が大きく配信効果に対する責任感も増しています。
ここはこれから力を入れて伸ばしていきたい部分です。

作った動画ピックアップ

転籍後に手がけた作品の中から特に印象に残っている3本を紹介します。

① GMOとくとくBB広告動画

▶ 動画リンク:こちら

動画生成AIや音声合成ツールを活用して制作した、ドコモ光の春トクMAXキャンペーン広告動画です。
最新AIツールを活用し派手めの演出に挑戦しました。
「自社サービスだからこそ許される自由度」を存分に感じた一本です。

② ConoHaカレッジ「初成果への道」リール動画

▶ 動画リンク:こちら

前職で培ったYouTube動画制作の経験を活かしつつ
Premiere Proに最近追加されたFilm Impactというエフェクトを使ってテンポよく仕上げた動画です。
チームメンバーからも好評で素直に嬉しかった一本。
新しいツールを使いこなす楽しさも改めて感じました。

③ 美雲このは 歌ってみた動画

▶ 動画リンク:こちら

GMOの自社サービス「ConoHa byGMO」の宣伝キャラクター・美雲このはの歌ってみた動画の編集を担当しました。
あえて画面を古い質感にするためにノイズを入れたり、普段はあまりやらない表現に挑戦できてとても勉強になった一本です。
再現度を上げることに夢中になりすぎて提出がギリギリになってしまったのは反省点ですが……次回に活かします。

映像クリエイターを目指しているあなたへ

最後に映像クリエイターを目指している方へ個人的に伝えたいことを。

まず自分は映像制作が好きと言えるかを確認してほしいです。
「絶対に作ってみたい映像がある」「あの映像を見ると泣くほど感動する」——そういう感覚がある人はきっとこの仕事に向いています。

そして入る会社は慎重に選んでほしいです。
一緒に働く人・勤務時間・業務内容。この3つをしっかり調べた上で入った方が長続きします。
私がhinataオフィスを選んだのも「どんな人たちか」を事前に知れていたからです。情報量は正義です。

GMOインターネット株式会社の映像チームに向いていそうな人を挙げるとするなら、こんな方です。

  • 映像制作が好きで見ると泣くほど感動できる映像のジャンルがある人
  • 何かを突き詰めるのが好きな人
  • AIなど最新ツールへのアンテナが高く柔軟に活用できる人
  • PCやガジェットが好きで技術的なことを自分で調べて解決できる人
  • 最低限のコミュニケーションが普通に取れる人

最後にもうひとつ。
私はリーダー職を経験したからこそ今の「制作に集中できる環境」の素晴らしさが身に染みてわかります。
そしていいリーダーに恵まれることがどれだけ大切かも。
前職でのマネジメント経験は一見すると映像制作と関係ないように思えますが、今の仕事に確実に生きています。

だから映像以外の仕事をしてきた方や違うジャンルの経験しかないと思っている方にもぜひ積極的にチャレンジしてみてほしいです。
hinataオフィスで働いているメンバーの9割は中途入社で、それぞれが前職の経験を活かして活躍しています。
あなたのこれまでの経験もきっと思わぬところで力になります。

県庁→アルバイト→フリー編集→GMOってけっこう遠回りしてきましたが全部今に繋がってると感じています。映像が好きという気持ちさえあればどんな経歴でも大丈夫です!

転籍してまだ4ヶ月ですが「あとは自分のやる気次第」という環境に身を置けていることに満足しています。
宮崎でインハウス映像クリエイターとして働くことに興味を持った方はぜひ宮崎クリエイターズブログの他の記事も覗いてみてください。
一緒に働ける日を楽しみにしています。

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みやっぴー

みやっぴー

31歳男性映像クリエイター。26年11月にグループ内広告代理店から転入。

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