2024.12.10

働き方

自社商材を研究してみた【マーケター編】

こんにちは、モリンガです!今日も商材理解を深めていきたいと思います。前回の「チーム内勉強会の記事」前々回の「商材の基本についての記事」で「どんな商材があるか」は概ね掴めたと思います。次は、「どんな人たちが作り、どのように売っているのか」を深掘りしていきます!

というわけで今回は、私たちと同じ会社で活躍するマーケターさんから、魅力的な商材やサービスを世に送り出すお仕事についてお伺いします!今回のゲストはこの方です!

こんにちは、マーケターの肉球評論家です!よろしくお願いいたします!

マーケティングのお仕事

よろしくお願いいたします!では早速、業務について教えてください。

私たちはお客様に商材やサービスの魅力を伝え、購入に繋げるために、お客様のニーズを深く理解する必要があります。

そのために「キャンペーンなどの企画立案」「固まった内容の全体進行管理」「実際の数値データ分析・調査」「結果を振り返り、課題発見と対策検討」など、PDCAをどんどん回していきます。

PDCA

わ、やることがたくさんありますね!調査と分析から企画を考えて運用していくようですが、具体的にどのようなデータを分析し、どのような課題を発見することが多いですか?

主に競合他社の商材のスペックや自社の流入状況、市場感などを調査して分析しています。先ほどお伝えした通りやることがとても多いので、RPAやAIを使って効率化しながら業務に取り組んでいます。

なるほど!市場や競合、自社の状況を総合的に分析して、お客様のニーズを捉えているんですね。効率化もポイントですね!ところで、キャンペーン企画を立案する際は、具体的にどのような点を重視されていますか?

そうですね…「弊社ならではの良さ」を出せるようにサービスを考えることが多いです。他社にできないことや違った目線を持つことなど、お客様に喜んでいただけるようにさまざまな工夫をしています。タイムリーさだけではなく、サービスや商材の中身もよくなければならないので、日々模索しています!

とにかくいろんなことを考えなければならないお仕事なんですね…!

他部署との連携

では、これまで一番苦労した仕事、成功を感じた仕事はなんですか?

やっぱり成果が出た企画は大変だった分、達成感も大きかったと思います。

もっと伸ばしたい商材があった時の話なのですが、「なぜ現状伸びていないのか」「他のやり方はないか」などを徹底的に深掘りしました。その結果原因が掴めてきたので、各部署と連携を強化してそれぞれその原因について対策をお願いしました。各部署での対策がある程度済んだ時に結果に結びつきました。

まさに全員一丸となって取り組んだプロジェクトだったんですね!「他の部署と連携しながら」とのことですが、普段の業務ではどのような連携をしていますか?

まず、モリンガさんたちクリエイティブチームには「商材やサービスが魅力的に伝わるサイトやバナー」の制作を依頼します。(制作の詳細な流れについてはこちら)それから、カスタマーサポートチームに「こんなキャンペーンをやります」といった情報をお伝えして、お客様対応をしていただきます。事業支援チームにはお客様の手続きなどをお願いし、システムチームにはサービスの設計や管理などをお願いしています。

各部署との連携

社内のほぼすべての部署と連携しているんですね…!同じ会社にいるのに全然知らなかったです。

そうですね…弊社の場合はマーケティング専門というより事業の運用という面が大きいです。多角的な職務というか、プロジェクトのディレクション担当に近いかも。

ほんとですね!他の部署の方と連携する際に気をつけていることはありますか?

プロジェクトとして成り立たせるためには、とにかく全体を見ることですね。他の部署の方にもご協力いただいている分、各部署の担当者にお願いして進捗の確認をしつつ、逸れ始めたらすぐに軌道修正することが大切です。目的を明確にし、出てくる課題が解決に繋がるよう関係者全体で認識を合わせる事ですね。

あとは、やりたいことをはっきり伝えることでしょうか。

と言いますと?

仕様や期日感など、まずはこちらが考えていることを伝えることが大切です。その上で各部署の方が専門知識を元に判断をしてくださるので、そのお返事次第でまた進め方を柔軟に考えます。

なるほど、まずは発信しないと進まないですもんね!にしても各部署それぞれ違った専門知識を持っているので、マーケターさんにも幅広い知識が必要そうです。

確かにそうなんですが、追求するとどのみちも終わりがないので…まずは各方面で相談する方をはっきりさせておくことが大切かもしれません。私もその方達にお伺いしつつ知識を身につけていきました。

確かに色々な専門家からお話を伺えるのは楽しそうです!

マーケターとクリエイターの目線

それでは、私たちクリエイティブチームとの目線の違いや、「こうしてほしい!」と思うことはありますか?

そうですね…目線の違いで言うと、やはり「専門知識」の差がありますね。でもそれは良いことです!既に実践していただいているのですが、マーケター目線では得ることのできないクリエイターの専門的な情報や仕組み、ページの見せ方等、よりよくなる形があれば随時教えていただけるとありがたいです!Webサイトなどの制作物に関して、クリエイティブチーム主体で改善提案をしてくださるので助かってます。こちらから質問した際にも、チーム内で相談して答えを持ってきてくださるのでありがたいです!

そう言っていただけて嬉しいです!確かにクリエイティブチームは気軽に相談できる空気なので、自分がわからないことでもなるべくお答えできる環境が整っています!逆にマーケターとしてクリエイティブチームに聞いてみたいことはありますか?

そうですね…制作依頼でモチベーションが上がるポイントはどのようなものがありますか?

お気遣いいただきありがとうございます…!意見が偏るとよくないので、何名かに伺ってきました!

デザイナー
  • コミュニケーションが適度に密
  • 提案が採用された時
エンジニア
  • 自分がこれできるかな?とおもう分野のプログラムが絡んだ時(これできたら自分が成長するだろうなと思う時)
  • マーケターさんに熱意があるとこちらもモチベーションが上がります!
共通
  • 一緒に正解を作れるもの(柔軟に色々試せたり…)
  • デザインに対してのポジティブな感想がもらえる(これ良いですね!など)
  • リリース後の効果を共有していただける

ご参考までに…!

チームの強みは商材の強み

では最後に、マーケターとして感じる担当商材の良いところを教えてください。

何といってもNo.1の商材を目指して設計しているので、チーム内でポジティブな意見交換や協議ができるところですね!

例えばキープミーティングの時、困っていることや「なんか良い案ないですか!」などを気軽に相談できます。お互いの進捗確認にもなりますし、チームみんなが「やれない理由」より「やるための理由」を探してくれるのが強みです。キャンペーンなどの企画を考える時も、決して却下ではなくストックしておくのもポイントですね。優先順位やタイミングを全員で考えて企画を進行していきます。

お話を伺っているだけで、チームの空気感が伝わってきます!

まとめ

弊社のマーケターさんは「課題を見つけること」が一番大切なお仕事のようです!

今回のお話を通じて、普段私たちクリエイティブチームに依頼される案件はこういった課題の解決策や、お客様へサービスの魅力を伝えるための手段であるということを改めて認識することができました。マーケターさんの仕事は、一見クリエイティブな仕事とは異なるように思えますが、「お客様に喜んでもらう」という目的は同じです。それぞれの専門性を活かしながら、チームで協力していくことの大切さを改めて感じました。

今回お話を伺ってみて「明日からも制作を真摯に頑張ろう…!」とモチベーションが上がりっぱなしでした!それではまた次の記事でお会いしましょう!

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モリンガ

モリンガ

2021年入社のデザイナーです。 絵と写真と焚き火が好きです。

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