
こんにちは!
Webデザイナーのayakaです。
実は9月で入社8年目を迎えました。
未経験からWebデザイナーになってからここまでの道のりを振り返ると、当時の自分には想像もできなかったような経験や学びがたくさんありました。
今回は、7年目の1年間でどんな仕事をしてきたのか、そしてどのように成長してきたのかを、実際の仕事内容とともに振り返っていきます。
「未経験だけど大丈夫かな?」「Webデザイナーってどんな仕事をしているの?」と気になっている方の参考になれば嬉しいです。
昨年書いた「6年目のリアルな仕事内容」の記事もありますので、気になる方はぜひそちらもチェックしてみてください。
AI活用の幅が広がった
振り返ると1年間で、AI活用が業務にさらに浸透しました。
以前からAIには触れていましたが、今ではデザイン案生成以外に、実務で使える素材・イラストの作成など、制作のさまざまな場面でAIの力を借りることが多くなっています。
理想のビジュアルをAIに生成してもらう過程では、思い通りの結果にたどり着くまで何度も試行錯誤することもあります。
それでも、この過程こそが「AIとどう付き合うか」「どんな使い方がより効果的か」を模索していく貴重な経験になっていると感じています。
また、PhotoshopやIllustratorのプラグイン生成、アイデア出しのサポートなど、制作効率を上げるためのAI活用も進みました。
特にChatGPTは、文章作成やデザインの方向性を考える際の壁打ち相手として、今では毎日のように活用しています。
苦手な文章作成の時間を短縮できるだけでなく、新しい発想のヒントをくれる存在でもあり、AIのない頃の働き方にはもう戻れないかもしれません。

今後は、Webサイトの分析や改善提案といったより戦略的な領域でもAIの力を取り入れていきたいと考えています。
さらに新しいことにも挑戦
7年目もこれまで経験のなかった制作物に挑戦する機会にも恵まれました。
GMOインターネット株式会社の宮崎オフィス開設10周年イベントでは、会場に展示するパネルや缶バッジ、GMO kitaQオフィスリニューアル3周年イベントではノベルティなど、初めて手がける印刷物の制作を担当させていただきました。
入稿データの仕様が制作物ごとに異なるため、毎回慎重に確認を重ねながら進めました。
実物を手に取るまでは不安もありますが、完成した制作物をパートナーの皆さんが手に取って喜んでくださる瞬間に、制作の楽しさや嬉しさを改めて感じます。
また、AI活用の面でも新たな一歩がありました。
これまではデザイン案出しの補助としてAIを使うことが中心でしたが、AIで生成したビジュアルを実際のノベルティの素材に活用し、デザイン制作、配布まで繋げるという実践的な活用ができました。
AIがデザイン制作においてアイデアの段階だけでなく、実務でも価値を発揮できる存在になっていることを実感しています。

今後も新しい領域に関わる機会がありそうです
アウトプット量が増えた
7年目は、意識的にアウトプットの量を増やすようにしていました。
仲間が増え、自分の役割や制作で関わる範囲が広がっていく中で、後輩の育成や業務サポートに入る機会が増えてきたのも一つの理由です。
次は後輩たちが、さらにその後輩を育てていく番になります。
だからこそ、自分の一方的な教えではなく、後輩たちが次の後輩たちへ繋げていくことを前提にしたアウトプットや姿勢を意識するようになりました。
立場が変わったからこそ、自分自身も学び続け、前進していくことの大切さをより感じています。
また、社内勉強会への参加や、日頃からのスキルアップはもちろん、数ヶ月後や将来的に業務で必要になりそうな知識を先取りしてインプットすることも心がけています。
たとえば、カスタマージャーニーマップの作成や分析手法など、これからの業務で活かせそうな分野は少しずつ取り入れるようにしています。

私自身も引き続き学びを重ねながら、事業に貢献できるクリエイターを目指していきたいと思っています。
イベント登壇を通して見えた課題
イベントへの参加やオンライン企業説明会など、登壇する機会が増えた1年でした。
例えば、Designship 2024、ポートフォリオ添削会、クリエイティブのしごと展2027インターン、そしてインターンシップでのメンターとしての参加などを通して、学生さんと接する機会がこれまで以上に増えました。
私自身は新卒入社ではないため、リアルな新卒としての体験談をそのままお話しすることは難しいのですが、日々の仕事で感じているデザインの面白さや、現場でのリアルな話を通して、インハウスデザイナーという働き方や当社の魅力に少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいなと思っています。
もともと、わかりやすく説明することは得意ではないので、伝え方の難しさは毎回の課題です。
苦手意識もあるため、話す内容を整理したり、エピソードをストックしたり、周りのメンバーを参考に内容をアップデートしたりと、自分なりに工夫して臨んでいます。
反省することも多いですが、苦手なこともそのままにせず、少しずつアップデートしていく姿勢を大切にしています。

また、一緒に登壇するメンバーやイベントで出会う方々から、さまざまな視点や伝え方を学べることも大きな刺激になっています。
次の8年目に向けて
7年目は、これまでの経験を活かしながらも、新しい挑戦や量で学びを重ねる1年でした。
現在は、質にも目を向け、スキルアップのその先にある事業成長や成果を、より意識して強化していく段階だと感じています。
変化の多い環境の中でも、自分をアップデートし続けながら、8年目も前向きに挑戦を重ねていきたいと思います。
また、入社してからだいぶ時間も経ちましたが、実は宮崎クリエイターズブログ開設時の入社2年目から記事を書いてきました。
これまでの記事を振り返っていただくと、成長の過程や当時のリアルな想いも感じていただけるかと思います。
・入社2年目:WEBデザイナー業務の話を交えて紹介!おすすめのデザイン本
・入社3年目:デザイナーの私がやっているスキルアップ勉強法【前編】

また1年後、8年目の振り返り記事を書く予定ですので、ぜひお楽しみに!