2024.03.08

AI

デザイン

AIツールでペルソナ設定!LP・Webサイト制作を効率化してみる

こんにちは!
Webデザイナーのayakaです。

前回の記事では、デザイン業務にAIツールを導入し、そこから何を学び、どのように活用してきたかをお話しました。

あれからさらに深掘りして、新たなAIツールを見つけては試す日々を送っています。
今回はその中でも特にWebサイト制作で効率化が期待できると感じたAIツールや活用方法をお話したいと思います。

Insight Journeyでペルソナの詳細を生成


出典:Insight Journey

使用ツール

Insight Journey」というペルソナを細かく設定することができるAIツールを試しました。
具体的には、ターゲットとターゲットが抱える課題を入力すると、それに基づいてペルソナの詳細(需要、課題など)を出力することができるツールとなっています。

活用方法

Webサイトを閲覧するユーザー像を明確化するためにこのツールを使用しました。
直面している問題、課題が発生している理由の仮説などの情報から、課題を明確化し、それに基づいたコンテンツ案を制作しました。

結果と効果

自分では見えにくかった課題を出力してもらえるので、それを元にコンテンツを考えることができました!
また、実在しそうなユーザー像とサービス利用シーンのイメージがしやすくなりました。

Catchyでキャッチコピーやコンテンツ案を生成


出典:Catchy

使用ツール

次に試したのは「Catchy」です。
こちらのAIツールは、ライティングアシスタントとして、ペルソナ設定、キャッチコピー案などを提案してくれます。
ChatGPTのGPTsのように直感的で使いやすい100種類以上のツールがあらかじめ用意されています。
クレジット消費型にはなりますが基本無料で利用できました。

活用方法

こちらもユーザー像のイメージ作りや、キャッチコピー考案に活用しました。

結果と効果

UIがシンプル、ツールが豊富で今自分が必要なものがプロンプトなしで簡単に生成できて便利でした。
よく使うツールはお気に入り登録もできます。
ユーザーが求めるコンテンツ考案で活用できそうです!

SAKUBUNでペルソナを設定してコンテンツ案を生成


出典:SAKUBUN

使用ツール

SAKUBUN」はペルソナを設定して記事を生成したり、SNS、広告、アイキャッチ画像作成などができるAIライティングツールとなっています。
こちらも文字数制限はありますが基本無料で利用できます。

活用方法

LPの構成案というツールがあるので、ページのコンテンツ案を考えたい時にペルソナ等を入力して生成してもらいました。
基本的に箇条書きでコンテンツ案が出力されます。

結果と効果

他のツールと違い、あらかじめペルソナを設定する機能があり、各ツール内でペルソナを選択してより精度の高い生成ができるところが便利でした。
別のAIツールで生成したペルソナを設定してみるのも良さそうです。

おまけ:ChatGPTにペルソナになりきってもらい改善案をコメントしてもらう

使用ツール

以前から使用していたAIツールですが、今回はこれまで試した3つのAIツールを活用して新たな使い方を模索してみました。

活用方法

具体的には、ペルソナになりきってページの改善案をコメントしてもらい、その内容を元にコンテンツ制作を行うという方法です。

実際に試したプロンプトはこちらです。
ーーーーーー
次のページを改善したいです。
URL
ユーザーになりきってマイナスコメントや改善してほしいポイントなどをページ上部のコンテンツから1つ1つコメントしてください。
#ペルソナ1
#ペルソナ2
ーーーーーー

例えば「問題が発生した際のサポート体制がページからは明確にはわかりません」とコメントされたら、安心して利用いただけるようにサポート体制コンテンツを追加してみようと考案することができました。

結果と効果

実在しそうなユーザーから見た問題点や改善ポイントがわかるため、今後の案件に活用できそうでした。

最後に

私自身、AIツールを活用し始めてからデザイン業務がより効率的になり、新たな視点からデザインを考えるきっかけを得ることができました。
特にペルソナの設定やコンテンツ案の生成、改善ポイントの把握に関しては今後も活用できそうです!

(本記事は、AIライティング支援ツール「Xaris(カリス)」の助けをお借りして執筆しました!)

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ayaka

ayaka

2018年入社のWEBデザイナーです! ゲームが趣味で、細かい作業と作ることが好きです。

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