2024.06.07

AI

写真

【後編】ChatGPTを使ってどうにかLightroom フィルム風プリセットを生成させたい男

こんにちは、ふじもんです。
今日は前回ChatGPTを使って、Adobe Lightroomで使用できるフィルム風プリセットの生成に葛藤した内容について書かせていただきましたので、今回はその後編をご紹介したいと思います。

前回の記事はこちら▼

https://gmo-miyazaki-creators.com/%e5%86%99%e7%9c%9f/%e3%80%90%e5%8...

おさらい

前回はChatGPTを使ってAdobe Lightroom CC用プリセットの数値の生成に成功したので、今回はこちらの写真を使って、実際に適用してみようと思います。
▼RAW書き出しの状態

生成されたままの数値を入力

基本パネル:
露光量:0 〜 +0.5
コントラスト:-10 〜 0
ハイライト:-20 〜 -10
シャドウ:+10 〜 +20
白レベル:-5 〜 0
黒レベル:+5 〜 +10
テクスチャ:0 〜 +10
明瞭度:+10 〜 +20
かすみの除去:0
自然な彩度:0
彩度:0
トーンカーブ:
ハイライト:RGB
ハイライト:-10 〜 0
ライト:RGB
ライト:-5 〜 +5
ダーク:RGB
ダーク:0 〜 +5
シャドウ:RGB
シャドウ:0 〜 +10
HSL/カラー:
色相、彩度、輝度:
レッド、オレンジ、イエロー:0 〜 +10
グリーン、アクア、ブルー、パープル、マゼンダ:0 〜 +5
カラーグレーディング:
シャドウ:
色相:0 〜 -10
彩度:0 〜 +10
輝度:0 〜 +5
ブレンド:Color
バランス:0
中間色、ハイライト:
同様に微調整
ディティール:
シャープ:
適用量:+10 〜 +20
半径:1.0 〜 1.5
ディティール:25 〜 50
ノイズ軽減:
輝度:10 〜 20
ディティール:50 〜 70
コントラスト:
カラー:+10 〜 +20
ディティール:+5 〜 +15
滑らかさ:0 〜 +10

んーフィルム風というよりは割とスタンダードなプリセットに感じます。
緑が少し強めなのはそれっぽくていいですね。
本家のNATURA 1600と比較するとまだまだ足りない要素が強い気がするので
ここからは手動でさらにブラッシュアップしてみました。
作例はこちら

数値を調整した上で適応

いかがでしょうか。
さっきよりもフィルムの質感が全面に出てきた気がします。
具体的には粒度も上げて、コントラスト・シャドー・黒・白レベルも調整し、
カラーはハイライトやシャドウのブルーを強めに調整しました。

作例紹介

では他の写真にも適応してみたので、御覧ください。

まとめ

まだまだ人間の手が必要ではありますが、フィルムの特徴のベースは生成してくれる気がするので、0からプリセットを作成するより効率がいいと感じました。
今後再現度が向上すれば汎用性も高くなるかもしれませんね。
次回の記事でお会いしましょう〜!

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ふじもん

ロックを愛しているのに革ジャンが似合いません。

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