2021.04.05

デザイン

【ポートフォリオ】 冊子印刷する時に意識したポイント

クリエイティブチームでは、職業訓練校で定期的にポートフォリオ講座を行っております。今回は講習会で生徒の皆さんに実物を例として見せるため、就活ぶりにポートフォリオを作成しました!

前回作成した際は、バインダーにコンビニで印刷した光沢紙を入れるスタイルで作成したのですが、今回は人生初めての冊子印刷にチャンレンジしてみました。そこで意識したポイントをまとめてみたので、ポートフォリオを冊子印刷する方の参考になればと思っています。

作成したポートフォリオ

私の作成したポートフォリオはこちらになります。

中綴じ冊子印刷という方法で入稿しました。1枚の紙を二つ折りにしたものを重ねて、中央をホッチキスでとめる製本方法です。サイズは片面がA5サイズを横にしたものになります(H148×W210)。

▼中綴じ冊子印刷図

出典:グラフィック

冊子ポートフォリオ作成で意識したポイント

構成のお手本を参考にする

出典:Pinterest

いざ作成するものが決まったら、先輩が作成したものやネットにあるものを参考に作成しましょう。見せ方で印象がかなり変わります。私はピンタレスト・ポートフォリオ百科・note・ayaka先輩のポートフォリオを参考に作成しました。

はたらくビビビット

ポートフォリオとデザインのリファレンスメディア

note ご指定のページが見つかりません

冊子内のカーニング

Webで作成するときには意識できていなかったのですが、句読点などでできる文字間の余白気にしたことありましたか?よく見ると雑誌の文字間隔はキレイに揃えられています。

ちなみにカーニングとは▼

「カーニング」とは、文字と文字の間にできる不自然な隙間を調整する作業のことです。カーニングを意識して行なうか行わないかで、文字の見栄えは大きく変わっていきます。

出典:Creators-Factory

こういった文字間隔の調整をカーニングと言うそうです。見落とす方も多いのではないかと思うので、作成する時は気をつけてみて下さい。

カーニング調整されていないと素人感が出てもったいない。

調整します!

冊子のサイズ

冊子のサイズはA3の大きなものから、CDサイズの可愛らしいものまでたくさんあります。私は「グラフィック」という印刷会社で入稿をしました。

A4縦・A4横・A5横の3パターンで作成後、A5横に決定しました。作品の中でアプリのデザインがあったので、使用の順番をスムーズにお伝え出来そうな横長のサイズを選びました。


サイズは、作成する内容に合わせて人それぞれだと思います。noteにて、私とは違う理由で冊子のサイズを決めていた方もいらっしゃったので、是非参考にしてみて下さい。

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用紙の厚み

パンフレットのような用紙の薄いイメージにはしたくはないですが、分厚くてめくりにくいのも困るな、、、と悩みました。今回は、上長のブーノさんとふじもん先輩に相談をして入稿してみました。他の厚みで作成したことがないので、まだまだ研究中です。

相談できる方がいない場合は、印刷会社のwebページに「用紙の厚みの違い・特徴」など詳しく説明されているページがあります。費用はかかりますが、サンプルを送ってくれる場合があるので、そちらを検討してみることもオススメします。

▼参考までに

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実際に印刷する

PCの中で確認するのと、実際に手にとって確認するのは全く違います。入稿の前は会社の印刷機の前にずっと居座り、印刷して調整してを繰り返しました。

印刷されてからミスがあると大変なので、何度も確認しよう。

確認します!

複数人に確認してもらう

入稿前に先輩3人に確認していただきました。一人で作成すると、自分好みの作品になってしまいます。ポートフォリオは面接官に見てもらうものなので、他の人からの視点で確認してもらった時に、どう見えるかが大事になります。

また、誤字に気づいてくださった東京のデザイナーさんがいたりと、自分一人だと気づかない部分があったので、誰かに確認してもらう事をオススメします。

まとめ

今回みのむし先輩が入稿作業を手伝って下さいました。冊子の入稿作業を初めてする方は、時間がかかると思うので、余裕を持って作成することをオススメします。

まだまだブラッシュアップする部分が多いので、次作成したときもブログを更新したいと思います。では、また次の記事で!

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うま

うま

Youtubeと猫を愛する新人デザイナーです。

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