みなさんこんにちは、おいもです。
じわじわ暖かくなってきたと思ったら、もう夏の気配が漂ってきていて早くも怯えています……。
今回はグラフの選び方について書いていこうと思います!
はじめに
このグラフ、本当に伝えたいことに合っているのかな?
私がグラフの使い方を意識するようになったのは、改善提案の資料を作ったことがきっかけです。適切なグラフの選択ができておらず「どの見せ方がもっと分かりやすく伝えられるかな?」と感じた経験がありました。
そこで初めて、自分はグラフをちゃんと使いこなせていないかも?と気づきました。
デザイナーとして恥ずかしながら、ちゃんと学ぶ機会がなかったな…
この記事では、グラフの種類と使い分けを整理しながら、「どんなときにどのグラフを選ぶか」を一緒に考えていければと思います!
グラフ選びの大原則
「何を伝えたいか」を決めてから選ぶ

グラフを選ぶとき、なんとなく…で選んでいませんか?
グラフ選びもデザインと一緒で、「どのグラフにするか」より先に「何を伝えたいか」を決めるのが大事です。
目的が決まれば、グラフ選びはほぼ自動で決まります!
次のセクションでは、それぞれのグラフについてもう少し詳しく見ていきましょう。
カテゴリ別 使い分けガイド
比べる

棒グラフ
数量を比べるときの定番グラフです。棒の高さで大小がひと目でわかるので、「どれが一番多いか」を直感的に伝えるのが得意です。
項目は2〜5個くらいで、値の差をわかりやすく見せたいときに使います。
横棒グラフ
基本的な役割は縦棒と同じですが、項目が多いときやラベルの文字数が長いときに向いています。横向きなのでラベルが読みやすく、ランキング形式で見せたいときにもしっくりきます。「ユーザーが挙げた不満TOP10」のように項目名が長い場合は、縦棒より横棒の方がずっとすっきり見えます。
表
グラフではなく表に見せ方を切り替えるべきタイミングもあります。それは「正確な数値」を伝えたいときです。グラフは傾向を見せるのが得意ですが、細かい数字の差まで読み取るのは苦手です。KPIのレポートや複数案の数値比較など、値そのものが大事な場面では表を選びましょう。
変化を見せる

折れ線グラフ
時間の流れに沿った変化を見せるときの定番グラフです。増減のトレンドが一目でわかるので、「この1年でどう動いた?」を伝えるのが得意です。
日次・週次・月次など、時系列のデータがあるときに迷わず選んでOKです。
ただし、線が多すぎると一気に読みにくくなるので、系列は4本までにしましょう。
積み上げ棒グラフ
全体の量の変化と、その内訳を同時に見せたいときに使います。「月ごとの件数が増えているけど、種別の割合はどう変わった?」という場面にぴったりです。
特に注目してほしいカテゴリは一番下に置くのがコツ。それ以外は増減が読み取りにくくなります。
面グラフ
折れ線グラフに塗りつぶしを加えたグラフです。変化のトレンドに加えて、量の規模感も伝えたいときに向いています。「数が増えた」だけでなく「これだけの量になった」という印象を与えたいときに使いましょう。
系列が重なると隠れてしまうので、1〜2系列のシンプルなデータ向き。
割合を見せる

円グラフ
全体のうち何割を占めるかを直感的に見せるグラフです。「約半分」「4分の1くらい」など、大まかな割合感を伝えるのが得意です。
要素が5つ以上になると読みにくくなるので、そのときは横棒グラフへの切り替えを検討してみてください。
ドーナツグラフ
円グラフと基本的な使い方は同じですが、中央に数値やテキストを入れられるのが特徴です。「達成率68%」のように、注目してほしい数値を中央に大きく表示したいときに活躍します。アプリの管理画面や社内レポートで、達成率や完了数を表示するときによく見かける形ですね。
関係を整理する

散布図
2つの数値の関係を見るグラフです。「広告費が増えるとCVRも上がる?」のように、2つの変数に相関があるかどうかを確認したいときに使います。データの塊や外れ値を発見するのにも向いています。
※データ点が20個以上ある定量データが前提なので、点が少ない場合は他のグラフを検討しましょう。
4象限(マトリクス)
2つの評価軸を設定して、要素をグルーピングしながら整理するときに使います。
「重要度×実現性」のように、施策や課題の優先順位を議論する時によく登場します。
注意したいのが、4象限は「感覚や意見を整理する」ための道具だということ。数値データがあるなら散布図の方が向いています。また、軸の意味は具体的に決めておくのがポイント。「良い・悪い」のような曖昧な言葉より、「重要度・実現性」のように誰が見ても同じ基準で判断できる言葉を使いましょう。
まとめ
グラフの使い分け、いかがだったでしょうか?
目的に合った適切なグラフを選ぶことで、相手に負荷なく情報を伝えられるようになります。迷った時は、「自分は何を伝えたいんだっけ?」と一度立ち止まってみると良いかもしれません。
私もまだまだ色々な見せ方の勉強中ですが、この記事がデザイン制作時の参考になると嬉しいです。
それではまた次の記事でお会いしましょう〜