こんにちは!
今年の7月から映像クリエイターとして入社しました、かっぴーです!
先日、「まじめにベンチャー。まじめにギーク。」シリーズの制作を担当しました!
「まじめにベンチャー。まじめにギーク。」シリーズとは、GMOインターネットグループが公開しているWEB CMシリーズです。
グループで活躍するエンジニアにフォーカスし技術へのこだわり、そしてものづくりへの情熱を、まじめに、そしてちょっとユーモラスに描く企画です。
今回は、GMOインターネットグループのエキスパートである石丸さんをフィーチャーしています。
今回は、この映像を制作するうえで
どんな風に構成を考え、どう準備したのかをまとめてみました。
映像を始めた方や、同じクリエイターのみなさんにとって、少しでも参考になれば嬉しいです!
目的に合った映像にする
映像をつくるとき、私はまず「この映像は何を伝えたいのか?」
という目的から考えるようにしています。
今回の映像は以下の3つが大事なポイントでした。
- 人物の魅力が伝わること
- 「この会社面白いな」「こんな個性のある人が働いているんだ」と観る人に感じてもらう
- “まじめすぎて面白い”という企画の温度感を崩さない
そのためにまず行ったのが、被写体となる社員さんへのヒアリングです。
仕事内容、好きなこと、趣味、こだわり——
とにかくその人らしさを探しました。
その結果、とくに野鳥撮影に強い思い入れがある ことが分かりました。
この要素がその方の個性を最もよく表していると感じ、映像の軸として扱うことにしました。
視聴者が興味を持つような構成を考える
野鳥撮影は流れとしてはシンプルです。
鳥を探す → 見つける → 撮影する
このシンプルな行動をどう面白く、印象的に見せるかが構成の重要なポイントでした。
考えているうちに、自然と「ハンター」や「スナイパー」のイメージが浮かびました。
静かに気配を消して、獲物を狙うような真剣な姿勢。
これは野鳥撮影にも当てはまるし、今回の「まじめさ」も表現できるのではと思いました。
さらに調べていく中で、ギリースーツ(擬態用スーツ)の存在を知り、
「これを映像に取り入れれば見る人にインパクトを残せるのでは」と思いました。
イメージの方向性が固まった段階で、絵コンテを作成。

今回は 大部分を生成AIを活用して絵コンテイメージを構築しました。
AIを活用した理由は以下の通りです
- イメージに合わせて細かく調整ができる
- 参考素材を探すよりも短時間で済む
- 全体のトーンや雰囲気を統一でき、共有しやすい
こうして、構成の精度を高めながら準備を進めていきました。
撮影までの準備と段取り
構成が固まったので、次はどう撮影を進めるか を具体化していきました。
- どの場所なら世界観を出せるか
- どの機材が必要か
- 限られた時間でどう動けば撮りきれるか
ここを1つずつ整理し、香盤表や人員配置の資料を作りながら準備しました。


ただ、当日を迎えると、想定外のことも多く起こりました。
- 撮影スポットに人がたくさんいる
- インタビュー収録現場近くで楽器の音が響く
などなど
イレギュラーな状況もありましたが、その都度対応しつつ、無事に時間内に撮影を終えることができました。
ご協力いただいた皆さんに本当に感謝です。
制作の裏側や試行錯誤の様子は、こちらのメイキング動画にまとめています。
ぜひ合わせてチェックしてみてください!
まとめ
今回の撮影では、「その人の本気をどう映像に落とし込むか」
を特に意識しました。
この映像からそれが伝わっていたら嬉しいです!
人によって、目的によって、企画によって、最適な表現は変わります。
だからこそ、毎回新しい気づきがあって、映像制作は面白い!
これからも、見る人が自然と引き込まれるような映像を目指して
作っていきたいと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
